悲しみと哀れみの効果の出し方について
のほほん(投稿日:2005/04/04)
絶望の意味も知らないくせに終わってしまえと呟く
誰かの苦しむ顔を見て自分が癒されるのを感じたい
ああ僕は馬鹿なんだ
馬鹿だから仕方がないんだ
そういう自分に恋をして僕は自分を責め続けた
明日を待ち続けた夜
全てを壊したい衝動に駆られて
馬鹿みたいに愛だの恋だの騒ぎ立てる奴等が
首をつって死んでる姿を妄想したりして
つぎはぎだらけの自分の意志を
オリジナルだと言い張って
でも本当は何がしたかったのだろう
脳内のパルスを一瞬止めて
痴呆のようにただ言葉を並べる
愛してなんかいない
夢見てなんかいない
苦しんでなんかいない
楽しんでなんかいない
確認するように呟くと目を閉じる
とても眠れたものじゃない