今の私を
ayami(投稿日:2005/10/21)
季節がいつのまにか過ぎゆくなかで
どうか今の私の姿を覚えていて
どんな服を着てどんなことに一生懸命で
あなたとどんな話しをして、そしてけんかもして
毎朝、眠い目をこすって出かけていく私を
二人のために食事を用意して、
休みの日は洗濯して、掃除をしてごみを片付けて
一日はすぐ終わってしまうけれど
あなたとの毎日を創っているから
つらい時もあるけど、生きている実感がある
30歳の私も、50歳、80歳の私も
あなたがちゃんと覚えていて
二人で生きていくと約束したのだから
私の花が咲いていたかどうか
どんな色でどんな匂いのする花だったのか
いつも一緒にいるあなたが
きっと覚えていて
あなたが覚えていてくれなきゃ
私という存在は
簡単に海に流されて
無数の砂のひとつぶに
紛れていってしまうから