コラム・雑記

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【創作メモ】びっくりばこ

早くも月末ですね。は、ともかく。

なんだか久々に詩を書いた感じ。事実そうなんだけど。

最近仕事の方で新規企画に携わってるんだけど「どうせ一からやるなら(会社的に)新しいことをやろう」ってな感じで、それなら「コンテンツとデザインを分離させてWebサイト管理の効率化をとことんまで突き詰めてみよう」とか提案したが最後。今はxmlとかcssとかJavaサーブレットとかの仕様やらドキュメントと格闘中の日々でして。そうなると思考のベクトルが違うせいか、詩作の思考に戻らなくて。

けれど、こういう機会は自発的に作っておかないと仕事を言い訳にして創作活動そのものをやめてしまいかねないからね〜。とか言いつつ、トップ詩のレス要望って圧倒的に感想・批評希望の投稿が多いんだけど。

さて、今月のトップ詩に取り上げたのは神谷 涼さんのCookies.Classic

今回はこの作品の返詩なので、

が基本。

登場人物は主人公の“あたし”のほかは“あなた”と最後に出てくる子供だけなのでどちらかが返詩の主人公になるのが筋ってことになるのね。

基本を外れると、実際に作品を読んでいる私自身とか、そのシチュエーションを知る近所の奥様友達とかいった全く第三者視点で詩も書けるんだけど、返詩としてはどっちかって言うと邪道っぽい感じなのよ、それって。

で、結局二人に絞られるわけだけど、作品から窺い知れる設定を考えると何があっても“あなた”の心情は語っちゃいけないところ、でしょうね。これはきっと。ここを伏せたままで思い巡らせるのがこの話の筋の、一つの醍醐味だから。

というわけで、返詩の主人公は子供。

次に作品の内容を踏まえながら返詩の筋を固めていくんだけど、私の一読目で直感的に

をキーワードに設定。これは本当に直感的。

これだけで詩を書き上げていくわけなんだけど、主人公が子供かぁ……。

で。

最終的に書き上がったのがあれ。子供があの返詩ぐらい日常的な出来事を記す時って普通は日記になるはずなので「どぅかなぁ?」っていう部分もあるんだけど、実際どうなんだろう。どぅ?

2003-02-28T01:50:00+09:00 / Genre : POEM

私信

お手数をおかけしてしまってすみませんでした。

が、それで私の仕事はなくなったかも(笑。

2003-02-24T01:50:00+09:00 / Genre : POEM

追記(2003-02-28T00:30:00+09:00)

今回はそういう役回りだった、ということで手柄は全部あげる(笑。> そっちのBBSより

もしかして喧嘩を売ってることに気づいてません?

投稿板が議論めいてくるとほぼ必ず出てくるあなたですが、何故そこで火に油を注ぐように喧嘩を売るんだろうというのが私的疑問。

あなた【彼方・貴方】
1.他称。話し手、聞き手両者から離れた方向、時、人などを指し示す。(遠称)。かなた。
  1. あちら。向こうのほう。*古今‐三三〇「雲のあなたは春にやあるらむ」
  2. 以前。過去。*枕‐二九二「昨夜(よべ)も、昨日の夜も、そがあなたの夜も」
  3. 未来。*源氏‐若菜上「目の上に見えぬあなたの事はおぼつかなくこそ」
  4. あのかた。あちらの人。対等または上位者に対して用いた。*落窪‐一「この落窪の君のあなたにの給ふことに従はず」
2.対称。対等または上位者に用いた。宝暦頃から用例が見られる。対称の性別により、貴男、貴女とも書く。現在では、対等あるいは下位の者に用い、また、妻が夫に対して最も普通に用いる代名詞。*伎・傾城天の羽衣‐序幕「殿さま、どふぞあなたのお取なしで」

Microsoft/Shogakukan Bookshelf Version 2.0 国語辞典

こういう文書もある。
あなた
  • 掲示板やメールで、相手を指示するのによく使はれる言葉。
  • 目下の人間に使ふべき言葉なので、相手に屡々不快感を與へる。
  • 學生は先生に、サラリーマンは上司に、さうでない人は親に、一度「あなた」と言つてご覽なさい。どんな顏をされるか。
  • 國語審議會は「相手をさすことば」として「あなたを標準の形とする」と言つたが、現實を無視してゐるので從ふ必要はない。下手に從ふと、喧嘩の元になる

「あなた」を無闇に使つてはならない

2003-02-23T18:00:00+09:00 / Genre : POEM


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