コラム・雑記 / Life is a Flower.

コラム・雑記

色々と。

サイト上での活動は随分沈静化している私ですが、影では色々とやっているような気がします。というか、それ以前になんか仕事が忙しい気がする。中国語サイトのリニューアルが終わった後は何の仕様も決まっていない販売管理システムの設計だぁ? 何も決まってないのに9月1日運用開始だぁ?

ともかく。

メールマガジン「ちりつも。」に参加

トップページでは既に告知済ですけれど、メールマガジン「ちりつも。」に参加することにしまして、且つOKもいただきました。念願通りF.y.込みです。

その都合、ウチのコンテンツの内、

と、

の計3つの投稿用コンテンツに投稿された作品は以後「ちりつも。」に掲載される可能性があります。もちろん著作権については作者に帰属するのですが、“投稿=ちりつも。掲載OKですよ”という感覚でお願いします。

ちなみにウチとしての初回は7月16日です。

うおのめ文学賞詩部門の選考委員になりました

実行委員長の大江さんのご要望に沿いまして、前回に引き続き今年もうおのめ文学賞詩部門の選考委員です。

前回のうおのめ文学賞詩部門を振り返ってみるとまだまだ“詩=想いを一方的に伝える道具”っていう感じ。それはそれでも構わないんだけど、とりあえずこれは良い作品だと思うよっていうノリで各作品に点数を付けるコンクール形式では、人の想いなんて秤にかけられないから、結果その手の詩はちょっとそぐわないように思う。

想いではなく、純粋に詩として読んで楽しめそうな作品を期待しています。んじゃ純粋に詩として読んで楽しめる作品って具体的にはどんなんじゃ?とか問われると話が長くなるので、今回は割愛するけれど。

2003-06-29T01:00:00+09:00 / Genre : POEM

無題。

免罪符としての効力を持つような言葉なんてありえない。前もってその魔法の言葉を唱えておけば、何を言っても許されると思うのは筋違いじゃないか。原則論としてこういった場合、先に謝りの言葉を入れるのが常套手段なんだろうけど、本当に謝罪の気持ちがあるのなら、その後に続く言葉なんて本来出てくる筈がない

ちょうどウチのFreeBBSでたもつさんが注目すべき発言をしてる。

やっぱり「言葉」って嘘だよなあ、とか。

ウチのFreeBBS

否。本来言葉とは純粋な情報伝達のための手段でしかないわけで、それが真実か否かといった基準なんて含まない。誰かの言葉にそれがあると感じる時、それは言葉そのものが偽りあるものじゃなく、その発言者が自ら言葉の価値を貶めているんだよ。

自分が抱いている考え方なり、理念なり、理想なり、etc......。そういった価値観を守るためにするべきことは、決してその価値観を棚に上げたり、語気を荒げたり、言い訳をすることではなく、実践して証明することだと私は信じてる。

それが発言することに伴う責任ってヤツだろ?

2003-06-19T22:00:00+09:00 / Genre : ETC

「ちりつも。」参加画策中。

F.y.の方には既にFreeBBSに書き込んでるんだけど、web poem contributionっていうWeb-Ringのリング・マスターされてるいとうさん(poenique / OVER THE SIN主宰)からメールマガジン「ちりつも。」参加のご案内のメールをいただきまして、せっかくなので、どうしようもなく多忙にならない限りは参加を考えてます。

LiFはほぼ確定で。F.y.は関係者が私一人ではないので色々と意見を伺いながら問題なさそうなら LiF + F.y. で、と思っているところ。とりあえずF.y.はweb poem contributionに参加してないんだけど、レギュラーの内部ルールに

っていうのがあって、そういう形でサイトをまたいだ参加の仕方は「ちりつも。」的にOKか?っていう確認をいとうさんから取ったところ。

どうせならF.y.込みで参加したいねぇ。

「ちりつも。」に掲載される可能性って言うのが、F.y.っていう小さなコミュニティーだけじゃなくって、より多くの人に作品を読んで欲しいって言う一つのモチベーションになれば、と思う。

ちなみに話は変わりますが、私の最近は新しいコンテンツ作成で、週末になる度にプログラマーと化しています。

前にFreeBBSでちょっとだけネタにしてたWeblogをPerlで作ってるわけですが、ようやく仕様が決まったので開発あるのみ。みたいな。一からプログラムを作るのはめっちゃ久し振りなので、さり気なく影でてんやわんやしてたりするんだけど(苦笑。

出来た暁には配布してblogの、これまでとは違った形の詩のコミュニティーが構成できればなぁ、などと少々夢を見つつ。

こういうのって自力でCGIを設置できる人でないとどぅしようもなかったりするんだけど(苦笑。

2003-06-15T01:10:00+09:00 / Genre : POEM

オンラインはここまでなのか?

まるでこれまでの話を無かったことにするかのように別の話題。いや、そろそろ何か書かなきゃなぁ、と思ったまでだと言えばその通りなんだけど。

ちょっと前からポエトリーリーディングの話をよく耳にする。POECAとか詩とことばのサイト [siesta]とかでちょっとイベントを探せばそれっぽいものが簡単に見つけられる。

誰しもがそういうつもりでイベントに関わってるつもりじゃないだろうから一概にそうとは言えないんだろうけど、私なんかネット上をメインに創作活動をやってる人間なものだから、まぁ流れとしてはオンラインからオフラインへという一つの変化に映るわけよ。実際、少なからずそういう側面も含んでいるんだろうけど。

私はWebプロデューサーっていう生業的にもWeb上で生きる人間で、それゆえと言っても良いくらいに比重がオンラインに重きがあるところがあって、これと言って一定以上の関心も抱かずに、「動くところ(ないし人)は積極的に動き出してるなぁ」っていう感じで半ば静観してるんだわ(イベントの多い週末を寝倒してるのも一因だけど)。

で、今になってふと思ったんだけど、んじゃ逆にオンライン上で一体何ができているのだろうかと見渡した際に、実のところ何もできてないんじゃないだろうか、と思うの。

よく大手と称されるような投稿サイトには事実安定した訪問者と作品の投稿がある。毎日決めこまやかに他の投稿サイトの投稿状況をチェックしているわけじゃないので、個々の管理人さんが自身の管理するサイトに何を望み、何を憂い、これからどうしていこうと考えているかと言うところを推察できるわけでもないんだけど。

F.y.でも人が入れ替わりつつも多少の波はあっても作品を投稿し、レスを入れてくれる方がそこそこ安定して存在してくれてる。

で、それはそれでその手のサイトにコミュニティーって言うのが暗黙の上で成立していくわけなんだけど、そういう状況が時に閉塞感として人の目に映るわけなのよ。えてしてその閉塞感を打ち破るために新しいフィールドを求めるのが時代や期間の移り変り方ってなものなのね。

そういう論点で状況を追っていくとネット上の詩の世界がオンラインからオフラインへと進出している一つのきっかけはそう言ったところにあるんだろうけど、だからと言ってオンライン上で前述で言うところのフロンティアがもうなくなってしまったかと言えば全然そんなことないと考えるの。

WWWの世界って言うのはジャンルによってそれぞれではあるんだけど、基盤はおびただしい数の比較的小規模なコミュニティーが並存してる世界なんですよね。ネット上の詩のコミュニティーについてもそれは十分当てはまるわけで。その個々のコミュニティーが関連し合う術をまだ持ち合っていない。

コミュニティー毎に指向は異なるだろうから、行動に移したら移したで簡単に話は進まないかもしれないだろうけど、大雑把に同種のコミュニティーが並存しているにも関わらず、その手のコミュニティーよりも全く(とは言えないかもしれないけど)素性の知れない他ジャンルに属する人たちを引き込むことの方が魅力的なんだろうか? あるいは同種のコミュニティーは既に自分たちの手の内に入ってるつもりなんだろうか?

ただ個人的に興味が湧かないというだけの話であって、オンラインからオフラインという流れそのものは否定しない。けれど、本当に詩のことを考えるならばそろそろ日常的に同種のコミュニティー間が相互交流する機会や場を用意する必要があるんじゃないかと思う。

最近ネット上で世界的に注目されつつある Blog / RSS / Wiki...etc、といった情報共有とコミュニケーションを促すツールを採用した詩のサイトを私は知らない。単純に私が知らないだけかもしれない。

2003-06-06T02:20:00+09:00 / Genre : POEM


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