歩かないことには始まらない
例えこの先に崖があっても
歩かないことには始まらない
恰好─、なんて気にしてられない
この先、何があるかなんて知らない
不安がない、なんてウソになる
夢も希望も砕けても
想いが熱くくすぶって
歩かないことには始まらない
何も見えない闇夜が来ても
誰が何を信じてようと
君と僕と、例え道が違っても
ずっと離れ離れになったとしても
信じることが難しくても
いつか会えると思うためにも
歩かないことには始まらない
幻に現を抜かしても
世間が陰で笑っても
空が青ければそれでいい
歌が歌えれば
どこかの誰かに想いは届く─、と
そう固く心に秘めて ─ それでも ─
歩かないことには始まらない
もうどこにいるかも分からない ─ それでも ─
だけど届かないとは思えない ─ とにかく ─
歩かないことには始まらない
始まらないことには届かない