アルコール依存症

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意見交換の広場へいただいた投稿を記録に残しているものです。
M.Kさんの自助グループの負の側面に対する投稿をきっかけによせられた意見をまとめました。



自助グル−プについてpartU  投稿者:M.K  投稿日: 5月18日(金)01時25分54秒

 二郎さん、言いたい事がもう少しありますので投稿させて下さい。
先日病院に行き、前から思っていた事を主治医に言いました、「医者は人の病気を治すのが仕事ではないのか、ならば何故アル症患者の回復を第三者(自助グル−プ)に委ねるのか、自助グル−プの一部の人は、医師の治療、自助グル−プに行く事を勧めた恩を忘れ、医者はアル症を治せない、自助グル−プこそ回復が出来ると言っている(まさに恩を仇で返す)、この人達は本当の一握りの人であり、意見が合わなければ追い出される、(かつて私が断酒会を追い出されたように)、こんな事を言わせて医者として屈辱、敗北感を感じないのか、かつて私が所属してた自助グル−プは、まさに新興宗教そのままで、アル症に混じり、00障害の方も来ていて、その人に病院に行く事をいっさい勧めずに「ハイア−パワ−」を信じてここに来るように言っていた、その人を偶然街で見かけたたら、やつれて廃人のようになっていた、自助グル−プがこの先行き着く所は000真理教になるのではないか、この現実を医師としてをどう見るのか、自助グル−プ主導でなく医師がもう少し努力すべきではないか」という主旨の事を質問しました(もちろん敬語で)主治医は頭を抱え込んで「Kさんの言われる事は実は私達医師どうしでよく話しています、結局私達医師はアル症の患者さんに何が出来たのか、本当に悩んでいます・・・」との答えでした、私が推測するに医師も自助グル−プについては、必要悪だと思っていると思いました。
 私が偶然見かけた、廃人のようになっていた00障害の人、何故あの時「こんな宗教から抜けて病院に行きなさい」と言えなかったのか、自分もアル症で人の痛みがわかっていると自負してたのに・・・何とも言えない気持ちです。
一番の悪太郎は、その会のリ−ダ−的存在の女性です、この様になった人に対し、全く思いやりのかけらもないし、自分はアル症から回復した悲劇の主人公のような事ばかり言って、酔っています、アル症から回復したからといっても、心はかえって荒んでいます。
元々私も含めアル症になる人間は本来精神的にどこか障害を持っている人間です、やはりその人達が運営する自助グル−プは、まともな人(例えば奥様方)には抵抗があり、とまどいがあります 、やはり第三者と言えば語弊がありますが、医療関係者による自助グル−プの設立を提案したいと思います。

Re:自助グル−プについてpartU   投稿者:ときお  投稿日: 5月18日(金)11時13分31秒

M.Kさん、こんにちは。

自助グループは必要悪であるというお話、「ある意味そうかも」と思い感心いたしました。

しかし、「悪」であっても藁にもすがりたいという人が、きっと何万人もいるのだとおもいます。
自助グループも様々です。基本的に誰でも来ていいわけですから映画「ファイトクラブ」の主人公のように病気でもない人が暇つぶしに来ている可能性もあるし、「ちょっとなぁ」っていう人もたくさんいます。
それから、抹香臭い面があるのも確かです。
でも、自助グループは「言い放し」「聞き放し」で良いわけですから、嫌な話には耳を貸さなければ良いわけで、私は「言い放し」の部分に効用があるのではないかと考えています。
全員が真剣に聞いているわけではないから、過去の自分の数々の悪行三昧(?)をぶちまけるのです。
それだけでも、「内観療法」にも似た効果があるのではないかと思います。
「回復」の方法は人それぞれだし、こうしたネットの掲示板だけで断酒されている方もいらっしゃいます。

わたしは、二郎さんのHPも含めインターネットの掲示板も「顔の見えない自助グループ」だと思っています。

思いつくまま、とりとめの無い長い駄文になってしまいました。
お許しください。

RE:自助グループについてpartU 投稿者:クリーム 投稿日: 5月18日(金)23時06分11秒

M.Kさんへ
私はM.Kさんの意見に興味があり また書き込みが読めた事をうれしく思います。

医療関係者が何故自助グループに関わりあわないのか 私も不思議に思った事があります。
面倒くさいからでしょうか。それとも遠慮しているのでしょうか。

私は3年少し前にアル中の病院に入院しました。
病院の先生は 入院中も退院する時も自助グループへ行け行けとうるさく言ってました。
私の場合は結局 退院してからはどこの自助グループにも行きませんでしたが通院は時々行ってました。
先生はその度「自助グループには行ってますか?」と聞くので「たまに行ってます。」
とウソをついていましたが いい加減心苦しくなって ある時先生に 言いづらかったのですが 「自助グループには行かないでやっていこうと思っています。」と言ったところ私の意に反して その先生はあっさりと納得してくれてニッコリ笑いながら「それはそれで良いと思いますよ。でも通院だけは来て下さいね。」と言いました。
もちろん 先生の深い考えがあっての言葉かもしれませんが 私は直感的にある意味でこの先生の本音が聞けたような気がしました。
 
私自身の考えでは(自分は行って無いのですが)自助グループは必要だと思います。
しかし 何の組織でもそうですがリーダーの選び方が肝心だと思います。
きちんとした知識や知恵 人格の伴った人が組織を引っ張って行ってくれればいいんですけどね。

Re:自助グループについてpartU 投稿者:二郎  投稿日: 5月19日(土)00時18分11秒

M.Kさんの投稿には、何時も「ハッ!」っとするところがあり、考えることが出来ます。

自助グループの中には新興宗教的なものもあるでしょうし、自助グループのリーダに、リーダの素質が無い人が付いている場合もあると思います。これらの事から、医療関係者主導の自助グループ設立を提案されていますが、半分賛成で、半分反対です。

賛成の部分は、貴方の主張されている弊害が、私も軽減されると思います。

反対の部分は、同じ病気の人の言葉のほうが素直に聞くことが出来たという、自分の経験から、自助グループは同じ病気の人が自ら結成して、運営した方がよいとの思いがあります。

結論としては、医療関係者が主導する自助グループがあっても良いのではないかと思います。この場合、自助グループと言う名前が適切かどうかは議論の分かれるところですが、同じような機能を持ったグループが設立されて良いと思います。

そして、現在の自助グループも存続して、同じ目的のために切磋琢磨する、そんな感じが良いと私は思います。

最後に気になった事ですが、廃人のようになった**障害の方はどうされていますか?
何か救いの手を差し伸べることは出来ませんでしょうか?
その方を救う責任が、貴方が以前いらっした自助グループにはあると思うのです。しかし、貴方のご指摘のようなグループであれば、何も対応策を考えることは無いと思います。お節介かもしれませんが、その方を救い出す手立ては無いものでしょうか?

>ときおさんへ
インターネットの掲示板も「顔の見えない自助グループ」のお言葉、有難う御座います。私は、それを目指してこのHPを開きました。何か、自分のしていることを認められたように思い、嬉しいです!!

>クリームさんへ
クリームさんとM.Kさん、どしどし意見交換していただければ嬉しいです。又、投稿お願いします。

自助グループ 投稿者:nao  投稿日: 5月19日(土)01時20分50秒

ちょうど今読んでいる本なんですが信田さよ子さんが医療関係者向けに書いた「アディクション アプローチ」で自助グループに言及しているところがありました。

「医療の場とは、つまるところは治療者―被治療者という支配関係に収斂していく。このいわば非人間的側面をいかに緩和するかが、医療の抱える自己矛盾であろう。(中略)このように『仲間』としての自助グループは、医療が貫徹する支配関係とはまったく異なる関係性の場として、ときにはそれに対抗する場として機能する」

とあります。嗜癖系は専門職制により体制化された現在の医療モデルにはおさまりきれないということですね。

当たり前のことですが 投稿者:ときお  投稿日: 5月19日(土)03時54分29秒

naoさんの投稿を読んで思い出しました。
アル中同士が立ち上げたものだから自助(セルフヘルプ)なんですよね。

私はAAの幽霊(ひやかし?)メンバーですが、本当に献金だけで成り立っています。
アメリカのアル中2人から生まれたモノが世界的に何百万ものメンバーを抱える大きな流れになっていった。 当然、人が集まる場には様々な問題が生まれます(もともと問題を抱えてる人たちですしね。←語弊ありますね。お許しを)。
だけど、セルフヘルプの大事なところは、「アル中本人が立ち上がっている点」だと思います。naoさんのおっしゃるように主従関係がない。
老いも若きもアル中は皆、同等の立場。

二郎さんも無償でこのページを立ち上げてらっしゃいます
(実は巨大なバックが付いてたりして(笑い)冗談です。スイマセン…)。
アルコールで悩んでる人の手助けがしたい、という気概がHP全体から伝わってきます。
本当に頭の下がる思いで、いつもROMしています。
なんらかの理由で自助グループに繋がれない人たち(仕事の都合や地域的な問題等で)にとっても「HPの自助グループ」はとても大切なものになっていくと考えてます。

おそくなりましたが二郎さん、1万アクセス突破おめでとうございます!

二郎さんへ 投稿者:M.K  投稿日: 5月20日(日)22時57分33秒

ご質問にお答えします、00障害で廃人のようになった人は、どこの誰なのか、わかりませんので連絡出来ないのです、以前その自助グル−プを絶賛する新聞記事があったので(勿論記者は現実を知らない)ので、知らせようと思いましたがなかなか出来ずに現在に至っています、機会があれば知らせたいと思いますし、主治医にもっともっと、この現実を訴えていきたいと思います。
そのグル−プは常に00の会があり、一ヶ月に2回程遙か離れた地域まで何泊か、で行かれてました、私も何度か誘われましたが、仕事が忙しくとうとう一回も参加出来ませんでした、ちなみにそこで一生懸命されている人達は、誰一人として定職と配偶者を持っておられませんでした、生活の全てがその自助グル−プ中心でまわっている為なのです、持てないのか、持ちたくないのかは本人に聞いた事がないのでわかりません、一ヶ月にひどい時には、10日間ぐらい家を空けられる時には子どもは祖父母に預けて行かれるのです、これが自助グル−プの実態です、これが洗脳と言はずになんと言うのでしょうか、思想、信条の自由は本来保証されるべきだと思いますが、入って来る人までも洗脳することが許される事なのでしょうか、挙げ句の果てには「ハイア−パワ−」などと言い、医師の力を必要としている人にまで間違った思想を植え付けています。
 昨日のロ−ラ・ボ−のテレビでも彼女が回復出来たのは、アルコ−ル専門病院のスタッフのお陰なのです、「私は仮面の妖精だった」の原作も読みましたが、彼女自身そのように回想しています、大切な事は彼女はお金持ちだったから、あのような病院の治療が受けれた訳です、貧富の差が激しく、何よりも日本みたいに、まともな健康保険制度がないアメリカでは誰しもあのような病院で治療は受ける事は出来ません、だからAAなどがアメリカから発祥した訳です、私はテレビを見ながら改めて医療先進国アメリカの姿を見た気がしました、よくぞあそこまでのアル症の彼女を回復させたものだと思いました、疑問も少しあり「私は信仰をしているので死は怖くなかった」と発言されてましたが、彼女の宗教は家族、子どもを散々犠牲にして酒に溺れてもいいと教える宗教だったのですね、このあたりが宗教の現実だと思いました。

(無題) 投稿者:クリーム  投稿日: 5月21日(月)22時36分45秒

M.Kさん こんにちは 紹介が遅れましたが 私はクリームというHNのアル中です。(41歳、男性、妻、子3人 酒止めて3年少し)

今回のM、Kさんの投稿も考えさせられるものでした。
貴方の書き込みは 最初読んだ時 驚きのような戸惑いのような感情を持つのですが良く考えてみると確かにそうかもしれない というような部分がよくあるのです。

私としては 貴方の投稿を読む事は非常に興味深く楽しみです。
M、Kさんは少し前の投稿で「自分の言いたい事はすべて言い尽くしたので・・もう投稿しない」と書かれていましたが もしよかったら撤回されて「新たに出てきた言いたい事」を書き込んで欲しいと思います。さらに 貴方の投稿の中でも ぜひ質問したい事もあります。

M、Kさんの書き込みを読むと 貴方はとても自分にきびしく決めた事は貫き通す意志の強い人のように感じますので そのような撤回は一度決めた事だから出来無い と言われてしまうかもしれませんね。そうだったら残念なのですが・・。

M.Kさんへ 投稿者:二郎  投稿日: 5月22日(火)00時35分08秒

自助グループの活動に積極的な人達が、生活の全てを自助グループ中心にし、定職と配偶者を持たないとのご紹介に驚きを隠せません。

私の所属している断酒会では、殆どの方が職業を持ち、配偶者もいらっしゃいます。自助グループの活動に積極的だとは言え、それぞれの家庭も大切にされています。

各地の断酒会が開催している1泊研修にも、皆さんよく出かけられていますが、それには旅費や参加費の準備が必要なので、それぞれのペースで、自己申告で参加を決めていらっしゃるようです。

組織が異なると、その差は大きいと言わざるを得ません。以前ミラーさんの投稿で拝見した話を思い出しました。有名なケースワーカの方の言葉として紹介されていたと思うのですが、その言葉を私なりに理解すると、次のようなものになっています。

「断酒、断酒と断酒を目的に活動してどうなる。家族は、配偶者は、子供はどうなるのだ。断酒の初期には大切かもしれないが、軌道に乗せることが出来たなら、飲酒当時迷惑をかけた人達への償いを優先しなければならない。」

健全な自助グループの活動は大切なものだと思いますが、貴方に紹介していただいた事例は偏りすぎて問題が大きいと思います。自助グループの活動においても、生活のバランス感覚が大切だと、私は思っています。しかし、私の自助グループへの参画は不足しており、自分ではバランスを取るところまで出来ているとは思えません。

ローラ・ボーの話に関して、宗教に関する貴意が述べられていましたが、これについては必要であれば改めてレスさせていただきたいと思います。

貴重なご意見有難う御座いました。

PS:クリームさんも仰っていますが、また何か思うことがあれば、投稿下さい。お待ちしています!

クリ−ムさん、二郎さんへ 投稿者:M.K  投稿日: 5月22日(火)21時34分13秒

 すみません私は意志薄弱なので・・・。
私は現在精神科へ通院してますが、理想を言えば行かなくて済むのなら行きたくないのです、アル症のHPも、理想を言えば見ない様にしたいのです(見れば意見をいいたくなる)、しかしなかなかそうは行きません・・・。
クリ−ムさんとは歳も近い(私は39才)ので、色々な事を今後も質問し合いましよう、私がいままでHPに書き込んだのは、すべて事実の事です、偉そうな自分の意見を書き込んであと、その事に対し指摘(例えば二郎さん)されると、「やっぱりそうかなあ・・・」、と思う事も多々あります、その意見は私にとって大変嬉しく、参考にもなります。
 二郎さんの言われる自助グル−プは、わたしが言ってるグル−プとは団体が違うのだと思いますその自助グル−プはそんな事はあまりないと私も思います、「・・・驚きを隠せません」そうでしょう、私自身も驚きが隠せません、しかしこれが現実なのです、これらの人が定職、配偶者を持たれたとします、恐らくその時点で再飲酒に走られると思います、私自身色々な悩みの90%は仕事と家庭にあるように思います、その事をご自身で解っておられるから、定職、配偶者を待たれないないのです、このようにマインドコントロ−ルされている状態でいる限りその人達は断酒が継続されるのです、命をとるか新興宗教をとるかの問題で、その人達はそれで幸福なのでしょう、私自身も通院を止めたら再飲酒に走るかもしれません、余談ですが精神科の主治医にいつもこんな話をしているので「Kさんと話していると大変面白いのでこれからもずっと来て下さい」との事でした。





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