アルコール依存症・障害の悪循環

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アルコール依存症は、障害の連鎖を伴う蟻地獄

  アルコール依存症がもたらす障害には、「体」「生活」「人間関係」「心」、そして生活の基盤となる「社会」における障害があります。心の障害が大きくなると、生活の糧を得るための職業も失う場合が多く、お金が無くても時間は有り余り、お酒に溺れるようになります。これは、「体の障害」を深刻にし、「生活の障害」が目立ってきます。そうなると、友や家族もアルコール依存症者から去っていき、「人間関係の障害」から天涯孤独のアル中となってしまいます。これが、「障害の悪循環です。」

  蟻地獄のようなアルコール依存症、これから抜け出すためには断酒しかありません。しかし、お酒を飲んでしまう病気がアルコール依存症であり、薬物依存の中ではモルヒネに次ぐパワーを秘めています。覚せい剤や、コカイン等ものの比ではないそうです。そのような強烈な依存症の原因となる「アルコール」、これを飲むことは、成人であれば法律では規制されていません。それは、アルコールが依存を形成するまでの時間が長いから、そして少量の飲酒であれば依存を形成することが無いからです。

  依存が形成されていない普通の人から見ると、お酒を飲みだすと途中で止めることが出来ないアルコール依存症者は異常に見えます。そして、「アル中」と言う言葉に代表されるような「偏見」と「誤解」が生まれているのです。そのような「偏見」や「誤解」から脱皮するために、お酒を止める必要があります。法律で規制されていないお酒です、覚せい剤やコカインのように手に入りにくいものではありません。自分の意志で止めるしかないのです。それには、お酒を飲まない生活を身につける必要があります。まず、アルコール専門医に診て頂き、断酒に必要な知識を取得して下さい。断酒会やAA等、自助グループに入り、同じ仲間と助け合って下さい。そうすれば、お酒を飲んでしまう病気であっても、今日一日はお酒を飲まないでいることが出来るはずです。一日一日の積み重ねが、一月となり、一年となっていくのです。

  障害の悪循環から抜け出す唯一の方法「断酒」、ともに進んでみませんか?

  アルコール依存症の症状は、新幹線の風景に例えることが出来ます。きれいな風景が見える始発駅、まだ症状が軽いだけです。一度、新幹線に乗ってしまうと降りる駅はなかなかありません。気が付くと、風景から友の姿が消えています。気が付くと、風景から職業が消えて行きます。ついには終着駅の棺おけの姿が見えてくるのです。アルコール依存症は死に至る病です。アルコール依存症者の平均寿命は52歳、30前後の若い人なら死亡倍率は100倍を超える恐ろしい病なのです。

  このホームページを訪れた貴方、私と一緒にお酒を止めませんか?
  私と一緒に、アルコール依存症の蟻地獄から抜け出してください。





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