言葉の定義

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「飲酒欲求」と「離脱症状」少し違和感を持つ言葉です

  「飲酒欲求」なんとなく専門用語のように感じる言葉です。「離脱症状」始めて聞いた時には、宗教で聞く「離脱」がイメージされて何のことかピンとこなかった。それが「禁断症状」のことと判ると、「ふ〜ん?」変な言葉を使うんだなと思ったものです。この時の違和感を忘れてはいけないと思っています。

  感覚の違い、「お酒を飲みたい」と思う気持ち、病気の症状として理解すると「飲酒欲求」がピッタリする。アルコールの毒が体内から抜けて、もとに戻ると考えるとピッタリの「禁断症状」、でもアルコールの毒は抜けるけれども完全にはもとに戻らない、毒素からの脱出と考えると「離脱症状」がピッタリくる。

  この言葉の差は、「アルコール中毒」と「アルコール依存症」との呼び方にも表れているように思う。

  私は、アル症のページでは「アル中の二郎」と名乗っている。それは、言葉の違いが判っている人の中で、言葉の意味を今さら説明する必要がないから。そして、初めてお酒に対する問題を感じた人にとっては、「アルコール依存症」よりも「アルコール中毒」の方が聞きなれた言葉だと思うから。お酒を止めても治ることのない、アルコールに対する抑制障害、これが有る限り、私は死ぬまで自分のことを「現役のアル中」だと思っているから。


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