アルコール依存症になった多くの方にお会いしている間に、幾つかの良く似た病気の進行パターンと、回復パターンがあることに気付きました。
漠然と考えていたのですが、クリームさんがH18年の品川のオフ会にて、平坦な心の状態に、快楽を求めて飲み続ける間にアルコール依存症になってしまった快楽主義型アルコール依存症者と、心にポッカリと空いた空洞を埋めるために飲みつづけてアルコール依存症になってしまった、自己探求型アルコール依存症者に分けることが出来ると仰っていました。
しかし、私はそのどちらにも属さないように思います。強いて言うなら、私は毎日の緊張から逃れるために飲みつづけてアルコール依存症になってしまった、緊張緩和型アルコール依存症者です。
アルコール依存症になるまで飲んでしまった原因が、異なるのですから、断酒して回復するパターンも異なるような気がします。
クリームさん曰く、自己探求型アルコール依存症者は、AAの12のステップを大切にされる回復パターンを示されるようです。また、鬱病を併発している方も多いように感じます。
では、快楽主義型アルコール依存症者の場合はどうでしょう。お酒の快楽を断酒会やAAの活動に没頭することで補う場合もあれば、自助グループとは一線を隔し、独自路線で断酒を継続される方もいらっしゃるようです。
私のような緊張緩和型の場合はどうでしょう。私は、家族を優先し、仕事を優先し、ついには自助グループを止めてしまいました。この自助グループの代役として、ネットで様々な方と交流させて頂き、断酒の補助手段としているのです。
本当に、このような分類が出来るのかどうかは、アンケートを取り、統計的な処理をしなければ、判らないことだと思いますし、何事も連続性があり、分類をしてもその境界線上にあるかたや、二つの特徴を併せ持つ方もいらっしゃるのだと思います。
しかし、このようにアルコール依存症者を分類して、その病の発症パターンを知ることは、病気の予防に役立つでしょうし、回復のパターンを分類することは、自分に合う断酒の方法を見つけるのに役立つ可能性があります。
皆さんは、ご自身をどのように思われますか?
出来れば重複回答や、冷やかしを防止するために、メールでアンケートを取り、集計してその分類をしてみたいと思いますが、残念ながらその時間的余裕が私にはありません。仕方が無いので、CGIでアンケートプログラムを組み、集計をとってみたいと考えておりましたが、それも叶わずアル症仮説にてアンケートを実施致しました。
統計分析他、分析したかった内容を反映することは出来ませんが、何もしないよりはマシであると考えて実施した結果は末尾のようなものでした。
昨年から、新たに二郎の日記を開設していたのですが、こちらのブログでもアンケートシステムがあり、以前実施したアンケートよりかなり簡単に投票できるようなので、再度アンケートを実施することにしましたので、下記のアンケートにご協力下さい! (^o^)丿
再調査実施中アンケートの1月31日付け中間報告は、ブログの方にアップしておりますので、興味のある方はご覧下さい。
飲酒欲求は、断酒継続期間によって変化していくものであり、調査対象の方の断酒歴が判らなければ、調査してもあまり意味が無いと考えておりましたが、今回の再調査にて、断酒歴を答えてくださった方の数が大よそ判明しましたので、大まかに以下の3通りに分類して、飲酒欲求の強度について、調査しています。飲酒欲求が、どの程度の期間で、どう変化するのか判明すれば、今断酒を始められている方にとっての励みになるかと思いますので、下記からご自身の断酒歴に該当するリンクを選定して、アンケートに回答下さる様、宜しくお願い申し上げます。
断酒1年未満の方 | 断酒1〜5年の方 | 断酒5年以上の方 |
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