「月」のカードです。 横顔の女性が描かれている月は、「女性」「女神」の象徴であり、 陽との対象である陰(夜、闇)の象徴としても示されます。 奥には塔のような建物がありますが、これは世界への入口である 門であり、手前の(ここでは)1人と1匹は、その門を守る番人であるといえます。 ザリガニは、月の負の力に挑む内面の葛藤を暗示していると言われています。 月のカードが持つ意味は、幻想、失敗など。 正位置の意味は不安定、現実逃避などで、 逆位置の意味は過去が蒸し返される、徐々に好転などです。 葛藤を抱きながらも、ザリガニは世界と対峙します。 月は太陽が映す幻かもしれませんが、その先は真実の光に通じているのです。 |