「世界」のカードです。 月桂樹の輪に囲まれた人物を中央に、風、水、地、火の 四大元素(一般的には天使、鷲、牛、獅子)が周囲に配置されています。 中央の人物は、イエス・キリストであるという説もあります。 月桂樹の輪の形は卵を表し、結ぶリボンは無限を描いています。 すなわち、ここが始まりであり終わりでもあるのです。 世界のカードが持つ意味は、完成、約束された成功など。 正位置の意味は総合、成就などで、 逆位置の意味は未完成、調和の崩壊などです。 22枚のタロットカードが辿る旅は、「世界」へと収束します。 しかしそれは完成でありながら、新たなる旅の始まりでもあるのです。 |