(1) 裏は赤か白のどちらかであり、答えは1/2です。
(2) これは実は(1)と少し違うのです。順番に考えましょう。
カードの裏表の色が分かる順は、赤赤、白白、赤白、白赤の
4通りがあり、確率はそれぞれ1/4です。
(1)はこのうち白が先にきているので、可能性は白白と白赤の
2通りにしぼられますね。よって1/2です。
しかし(2)は、「白があるか」という質問に対し「ある」
という返事が返ってきた時点で、赤赤の可能性は消えますが、
他の3通りの可能性は残っているわけです。
よって3通りのうち、裏も白になる確率は1/3になるのです。
ちょっとした条件の違いで確率が変わってしまうのですね。