一見、どのように碁石を配分しても確率は変わらないような
印象を受けます。実際、それぞれの箱に50個ずつ碁石を入れる
場合は、白黒の配分に関わらず確率は50％です。
しかしこの比率を変えると、確率は変化します。
そこで答えですが、まず片方の箱に白の碁石を1つだけ入れます。
これで、この箱を選んだ時点で100％白を引けます。
また、もう片方の箱も、49/99の確率で白を引くことができますね。
トータルでは、74/99、つまり約74.75％の確率で白を引けます。
では、一番確率が低くなる配分はどんな場合でしょうか。
これは、さっきの白黒逆パターン…ではなく、片方の箱は空、
もう片方の箱に全て入れた場合で、確率は25％になります。