針の穴を覗いてらくだを見れば、視覚的には
完全にらくだは針の穴を通っています。
なので、『針の穴を通して見せる』ことは
簡単であるという記述をしたのでした。
「何だ、そんなことか」と思われそうな問題ですが、
個人的にはこの問題を突き詰めていくと
深い考察ができそうな気がします。
アプローチとしては、森博嗣著「笑わない数学者」でも
触れられていた、
「地面に描いた円のどちらが内側なのか?」
という問いかけに近い印象です。
非常に感覚的なものなので言葉で説明するのは
なかなか難しいですが…。