A37



肯定文と否定文のどちらもが正しくなるには、
肯定文と否定文で文章の示す内容が変化しなければなりません。
そのためには、その文章自身について言えばいいのです。
例えば、

●「この文章は肯定文である」と「この文章は肯定文ではない」
●「この文は十文字である」と「この文は十文字ではない」
●「この文の最後の文字は『る』である」と
  「この文の最後の文字は『る』ではない」

などが考えられますね。これらは全て正しいです。
ちょっと思いついたのですが、「信号の『進め』の色は青である」と
「信号の『進め』の色は青ではない」というのも、ある意味正解では
ないでしょうか。肯定文については確かに青と言われているので
正しいですし、否定文も本当は青ではなく緑ですから、正確な
色について考えた場合は正しいですよね。
日本語の曖昧さを利用すれば、他の答えもあるかも。

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