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では、順番に考えてみましょう。
1万人に1人がこの遺伝子を持っているということなので、
100万人では100人ですね。この中で検査で陽性が出る確率が
99％ということなので、100万人中99人は陽性が出て、かつ
遺伝子を持っている人となります。
さて次に、この遺伝子を持っていないのは1万人に9999人。
100万人では999900人です。
この中の1％が検査で陽性が間違いで表れてしまうので、
100万人に9999人は遺伝子を持ってないけど陽性が出る
ということになります。
というわけで、あなたがこの遺伝子を持っている確率は
99/(99+9999)＝1/102 となります。
つまり1％以下ですね。意外な結果といえるのではないでしょうか。