第61番札所 栴檀山 香園寺 ( せんだんざん こうおんじ ) への道 |
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第61番 香園寺へ、60番横峰寺では山門のほうには戻らずに大師堂から左の道を行きます。 本堂,大師堂に向かって合掌一礼して出発します。 |
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出発点付近の道標。 第61番 香園寺まで10km. |
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100m.ほど行った所にある四国の道の道標では香園寺奥の院まで6.8km. 奥の院から香園寺までは3km.ぐらいなんですね。 |
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もうすこし行くと道が分かれていて右上へ行けば駐車場です。 61番 香園寺への道は左へ下っていく林道です。 |
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駐車場まで車で登ってこれる有料の林道と合流しますが,すぐに左下に分かれていく遍路道。 |
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左の斜面が伐採されていて見通しがきく所がありましたが山しか見えない。 けっこう山深いところを歩いているようだなぁ。 標高745m.の横峰寺からほぼ平地にある香園寺へ行くので下る道が多いのですが登り坂も意外に多い。 山から下るというよりも尾根道を縦走していくという感じです。 |
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休憩所があったので少し休んでいきます。 けっこう長い道で時間がかかりそうです。 湯浪に下る場合はほぼ下りだけで楽だし時間的にも速いかもしれないという気がします。 香園寺の奥の院にも行く場合はこの道を行くしかないけど, 日没までの残り時間が少なかったら湯浪への下山を選択したかもです。 |
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休憩所から少し行くと西条市の市街や港や船が見えました。 だいぶ下ってきたなぁ。 先ほどまでは山しか見えなかった。 |
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前方に道路のガードレールが見えてきた。 |
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舗装された道に出てきたところにある道標。 奥の院まで0.6km. もうちょっとで奥の院だ。 横峰寺からは6.3km.だったのか。 もっと長かったような気がします。 |
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香園寺の奥の院,白瀧への道標。 香園寺へ直行する場合は道をまっすぐ進みますが、奥の院への右の小道を行きます。 |
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赤い橋を渡り右に曲がり川沿いに数十メートル行くと... |
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香園寺奥の院,白瀧 不動明王が“セイタカ童子”“コンガラ童子”を従えて祀られている。 200m.香園寺よりに納経所,受付があり希望者は滝行ができるらしい。 暑い日なら気持ちがいいかも... 時刻が遅かったので納経所は閉じていました。 |
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横峰寺から奥の院,白瀧までの所要時間は途中10分の休憩を入れて2時間ぐらいでしたが
荷物が多いときや疲れているときは2時間半以上必要かもしれません。 香園寺への道に出てしばらく行くと左前方に池が見えてきた。 地図を見ると大谷池という池のようです。 |
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池が見えたあたりで道が左右に分かれていて道標では左の道を行っても香園寺,
右の道でも香園寺へとなっています。 おすすめは左の道です。 左の道のほうが変化があるし景色もこちらのほうが良いと思います。 |
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ということで左の道を行くと道標に導かれて数分ぐらい山道に入ります。 この道の左側には市街地方面の景色が見える。 この景色の写真も撮影したほうが良かったかなぁ。 もう一度いく機会があったら写真を追加したいと思います。 |
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神社の境内に裏手から入ってきました。 高鴨神社という神社でした。 出るときは境内を通り抜けて表の参道、石段を通って行きます。 |
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高鴨神社から数分で61番 香園寺の参道の途中に出てきました。 写真は振り返って撮影しました。 右からの小道を通って来ました。 左下に見えているのは香園寺の参道で,左の車は境内に一番近い駐車スペースに停まっている車です。 大谷池の横で右に分かれていった遍路道も同じ地点で向かい側から参道に出会っています。 |
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境内へ三段ほどの石段を上がると左側に手水場があり右側には種田山頭火の句碑がありました 南無観世音おん手 したたる水の一すぢ 秋の夜の護摩の ほのほの燃えさかるなり これらは香園寺で詠まれたものだそうで以前の手水場はこの句のように観音菩薩像の手から水が したたり落ちるようになっていたそうです。 |
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香園寺では本堂と大師堂を兼ねた建物になっていて大聖堂というそうです。 これまでの札所とはちがう建築ですがこれはこれでよいと思います。 |
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本堂は,中央にご本尊の大日如来,脇仏に不動明王,子安大師の前仏が安置されています。 弘法大師像はご本尊のむかって右に並んで安置されています。 以前,大聖堂の1階に大師堂があった時期もありましたが現在はご本尊と並んで大師像が安置されています。 |
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大聖堂の右前のほうに子安大師堂があって,近隣の人はここに参拝する人が多いらしい。 |
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表通りから参道に入ってくるところの道標は香園寺( 子安大師 )となっていて,
近隣の人たちは子安大師とよんでいるそうです。 へんろ道は参道の途中に出てくるのでこの道標を見ないで境内に入りましたが、 次の札所へ行くときはこの道標の前を通ります。 |