NKの音楽講座 第五回

調について

調の種類

和音の話に進む前に必要不可欠なものとして調があります
調とは簡単に言ってしまえば
曲の基礎となっている音階の音を統一する和声的関係のことです
なんのことかさっぱりですね(笑)
つまり調を理解するには和声的な知識が必要なんです
だから、ここでは簡単に説明だけしておきますね(笑)

調には大きく分けて2種類長調短調があります(例外もあります)
長音階に基づいていれば長調
短音階に基づいていれば短調の曲です
(音階については以前講座で説明しています)


転調

曲の中で調が変化する時があります
それを転調といいます
一般的には曲の途中でいくら転調しても
結局最初の調に戻ることになっています
(最近の流行歌は戻らない場合が多いですけどね)
転調の回数が多ければ多いほど曲は色彩豊かになり
感じが複雑になります
転調の回数には決まりはなく
転調した後どれだけ転調しつづけるかという長さにも
制限はありません
転調はどう行われるか?というのは
和声で取り扱うものですからここでは説明しません

ちなみにハ長調からイ短調のように調号が同じで
しかも異性の調は並行であるといいます
ハ長調とハ短調のように基音の同じ
異性の調は同基であるといいます


移調

移調とは読んで字の如く調を移すことです
カラオケなどで#ボタンを押してキーを上げることがありますよね
簡単に言えばそれが移調なんです
音楽的に言えば音程関係はそのままに調をずらしてやることですね
移調は様々な目的で用いられます
カラオケなどの用に音域が合わない場合や
移調楽器を演奏する場合などです


移調楽器

前文で移調楽器とありますが
これはなんの事だかわかりますか?
移調楽器というのは楽譜に書いてある通りの音を出さないで
その音の何度か上、または下の音を発する楽器のことです
楽器を専門的にやる方にはお馴染みでしょうが
DTMなどをやる方には馴染みがないかもしれません

下に移調楽器の主な例を挙げておきます
作曲とは関係ないと思う方もいるかもしれませんが
予備知識として「へぇ〜」ぐらいに見てみてくださいね

楽器 実際の音(楽譜と比べ)
コントラバス 八度低い
B管クラリネット 長二度低い
A管クラリネット 短三度低い
C管ホルン 八度低い
D管ホルン 短七度低い
Es管ホルン 長六度低い
F管ホルン 五度低い
G管ホルン 四度低い
A管アルト・ホルン 短三度低い
A管バス・ホルン (短三度+八度)低い
B管アルト・ホルン 長二度低い
B管バス・ホルン (長二度+八度)低い
C管トランペット 楽譜通り
D管トランペット 長二度高い
Es管トランペット 短三度高い
F管トランペット 四度高い
G管トランペット 五度高い
A管トランペット 長六度高い
コルネット クラリネットと同じ
スライド・トロンボーン 楽譜通り
イングリッシュ・ホルン 完全五度下