NKの音楽講座 第7回

和音の種類

前講座で察することが出来た人もいるでしょうが
和音の名前(CやD等)はその和音の第一音(根音)がどの音かによって決まります
つまり長三和音の第一音がソの場合はGという和音になるのです
以後の説明は全て第一音をド(C)で書くことにします
お分かりのこととは思いますが
Cの和音をすべて全音上げればDになります
つまり、和音は下の説明×21種類(C〜Bまでと#♭)あるということです
誤解のないようにして下さい


他の三和音

前講座で4種類の三和音を紹介しましたが
三和音には他にも種類があります
その中で作曲をする上で絶対に覚えておいた方が良いと思われるものを
紹介、説明します
説明とは言ってもすでに度については
以前の講座で理解されていることと思いますので
簡単に図説します

Csus4→C
この和音は長三和音の内の3度に当たる音を
半音上げたものです
図のように通常長三和音に戻ることが多い和音です

四和音

四和音というのはもうお分かりでしょうが
4つの音で構成される和音のことです
基本的にいままで説明してきた三和音に一音追加されたものです
他の三和音と同様に図を用いて紹介、説明します
四和音以上の和音は基本的に一つ以上の音を省略して演奏しても
問題ありません(例>根音省略形の場合 CM7ドミソシ→ミソシ等)
その際には四和音を用いた意味を消してしまうような
省略の仕方は避けましょう

C7
この和音は長三和音に短7度の音を追加したものです
楽譜上ではC7と書かれますが意味的には
CMm7というものを略してあります
次の音へつなげる為に最も適した和音の一つです
CM7
この和音は長三和音に長7度の音を追加したものです
CMM7を略したものです
独特の響きを持っている為、うまく使えば曲を
深いものに変えることが出来ます
C6
この和音は長三和音に長6度の音を追加したものです
CMM6を略したものです
7とは略の仕方が異なるので気を付けて下さい
この音は非常ににごった響きをしていますが
使い方次第ですばらしい演出をします

さてここまで書けばもうお分かりでしょうが根音を示す音の右側に書かれている数字は
何度の音を追加するかを表しています
それを踏まえると他には下図に示した種類(一部です)
のものがあります
図説は必要ありませんね(笑)
尚、和音はこれだけではありませんし
五和音、六和音という風にもっと複雑なものもあります
しかし、複雑なだけで意味は同じですので
もし出会ってしまったらじっくりと考えてみてください

Cm7 CmM7 Cdim7 Caug7
C9 C11 C13 Csus47

その他特殊な和音

これで和音は完璧ですね・・・と言いたいところですが
実はまだ特殊な例が残っています
これまでの説明で大部分の曲は演奏可能なのですが
時々これまでの説明では演奏不可能なものがあります
これは図に示すとかえってややこしくなる恐れがありますので
文章で説明します

Cadd9 これは長三和音に9度の音のみを付け加える
という意味の和音です
私はこの和音が非常に好きで
MIDIの部屋の曲にも多数用いてます
C/G いわゆる分数コードです
はっきり言って長三和音を弾いてもらえれば
問題ないのですがそれではこの和音を
用いる理由がありません
この和音は長三和音を演奏する傍ら
分母に当たる音をベースとして演奏しなさい
という意味の和音です
ピアノを弾く人の場合ならば
右手でCコードを左手でGを単音で弾く
分子の音はコード
分母の音は単音
これを守らないとめちゃくちゃな音に
なってしまうので注意して下さいね

さてこれで一通り通常良く用いられる和音は説明しました
もう一度注意しておきますが
この説明の和音が全てではありません
組み合わせを変えたり、根音を変えたりすることで
数え切れないぐらいたくさんの和音になります
また、全く別の種類の和音も存在します
(通常はこれだけ覚えれば問題ないはずです)
ここで紹介されていない和音が出てきても
慌てずに講座の内容を思い出して下さい
講座のどこかにヒントはあるはずです

さてこれで音楽講座の基本編は終了ですね
理解できないところはほっておくと後から困ることになりうるので
早めに解決して下さいね