システムエクスクルーシブの導き方

ここではシステムエクスクルーシブ(以後sysx)の導き方を解説します
※解説するのはRoland社のGS規格のものです

関連リンク

アドレスデータ一覧
EFX PARAMETER一覧
10進数16進数対応表

チェックサム計算機

sysxを導く手順

sysxを導く流れは下記の通りです

お決まりパターンを入れる
アドレスを調べる
データを調べる
チェックサムを計算する
お決まりパターンを入れる

sysxの構成

リバーブマクロ・ホール1のsysxを例にsysxの構成を見てみましょう

F0 41 10 42 12 40 01 30 03 0C F7
A B C D E F G H I

A エクスクルーシブステータス ここまでが手順で示したお決まりパターンになります
B メーカーID
C デバイスID
D モデルID
E コマンドID
F アドレス この部分でなにをさせるのか決めてます
G データ アドレスで決めたことの種類を更に細かく決めてます
H チェックサム アドレスとデータが正しく伝わってるかの確認をするものです
I エンド・オブ・エクスクルーシブ これもお決まりパターンです

チェックサムの計算方法

上記sysx構成の中で調べればわかるもの以外、すなわち自ら計算しなければならないものがあります
それがチェックサムです
アドレスとデータについては音源の説明書に掲載されていますが
見つけにくいのと見難いのと・・・というわけで当サイトに一覧を掲載してますので
それを参考にしていきます(参考:sysxアドレスデータ一覧
例題として上記構成でも使用したリバーブマクロ・ホール1のチェックサムを計算する方法を見てみましょう

<例題解説>
まずはアドレスデータ一覧よりリバーブマクロ・ホール1を見つけます
アドレス:40 01 30
データ:03

これは16進数で書かれています
計算を行うにはまずこれを10進数に直す必要があります
40=64
01=1
30=48
03=3

こいつを全部足してしまいましょう
64+1+48+3=116

次にこの数値を128で割ります(余りを算出)
116÷128=0・・・116

次にこの余りを128から引いてやります
128-116=12

最後に算出した数値を16進数に戻してやります
12=0C

これで0Cというチェックサムが導かれました

sysxを完成させる

最後に上記までの解説を元にsysxを完成させてみましょう
まずはお決まりパターンの入力
ここまでで「F0 41 10 42 12」が決まりました
次にアドレスとデータを追加します
ここまでで「F0 41 10 42 12 40 01 30 03」が決まりました
次にチェックサムを求めて算出されたものを追加します
ここまでで「F0 41 10 42 12 40 01 30 03 0C」が決まりました
最後にお決りパターンを追加して完成
「F0 41 10 42 12 40 01 30 03 0C F7」
これでsysxは完成です

練習問題

読んでいると「なるほど、簡単じゃないか」と思う人も多いと思いますが、実際に計算してみることで
更に理解を深めることができます
そこで、練習問題をやってみましょう
問1は上記を参考にしてもらえれば簡単にできると思います
確認するつもりでやってみてください
問2は計算そのものは同じですが、ややこしくなっています
より複雑なエフェクトをかけたりするならばこれを避けて通れませんので
挑戦するつもりでやってみてください
一度自分で考えて答えを算出してから回答を見るようにしてくださいね

<問1>〜確認編〜
GSリセットのsysxを求めよ


<問2>〜実践偏〜

種類 ドライブ アンプタイプ アンプスイッチ ロウゲイン ハイゲイン パン レベル 送信
オーバードライブ 90 2 1 70 60 64 100 トラック1
上記オーバードライブ(詳細付き)のsysxを求めよ

回答


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