HUMOUR   ユーモア   HUMOUR


いつも、喜んでいなさい。 1テサロニケ5,16.

NEW 2008-8月 (新しい 13の笑い話)

    バスの運転手と司祭

  これは聖ペトロの前で再会した司祭とバスの運転手の話です。 司祭は全く申し分のない人で、運転手は数え切れない数の事故を引き起こしていて、とても下手な運転をする人でした。

  聖ペトロは運転手を直ぐに天国に送りこみましたが、司祭は拒否され、煉獄へ送られました。

 司祭は抗弁しました。

 「この人はとても下手な運転手で、キリスト教徒でもないんですよ。
私は神様に属する者で、生涯、神様に仕えてきました。
それなのに、私には天国に入る資格がなくて、あんなに無謀な運転手にはあるなんて
 !
全く正しくないですよ!」

  聖ペトロは答えました。

  「君がミサを捧げている間、皆、君のせいで眠ってしまったんだよ。
反対に、この運転手のおかげで、無茶な運転している間、皆、ひたすら祈っていたんだよ。」


         天国のサッカー  

   二人の仲間はサッカーのアマチュアで、何年間にもわたって、地域のチームと試合をしない日曜日は、唯の一回もありませんでした。  この二人のサッカー仲間は、天国でもサッカーをし続ける可能性はあるだろうかと、度々話しあっていました。 ある日、この二人のうちの一人に、悲しい運命が襲い掛かりました。(ありふれた自動車事故で) しばらく経って、まだ生きている友達に、亡霊の姿で死んだ人が現れました。 生きている人は、天国でもサッカーを実際にしているのか?と訊ねようとした丁度そのときに、亡霊は先に口を開いて言いました。

 「君に良いのと悪いのと二つのニュースがあるんだよ。

  良いほうはね、君の言うとおり、天国ではサッカーをしているよ。

   悪いのはね、今日の午後、天国でサッカーをするのは、君なんだ!」


    カンガルー

  2匹のカンガルーが、まさにノアの箱船に入ろうとした時、真面目な顔でノアは、
カンガルーに止まるように合図をしました。

 「他の乗客の安全のために、あなたのポケットを空っぽにしていただきたいのですが・・・」


    無神論   

  一人の無神論者が一人の司祭と議論していました。

無神論者 「ヨナが33晩、鯨の腹の中で過ごしたと、正直に言って信じていますか?」

司祭   「私は知りませんが、天の国へ行ったとき、ヨナに尋ねましょう。」

無神論者 「ヨナは天の国にいないかも、とは思いませんか?」

司祭   「じゃ、その時には、あなたが彼に聞いてください」


         おしらせ

  ある教会の神父はいつも長い説教をするので、信徒が困っていました。 一人の信徒は悪戯心で、教会の入り口に大きな掲示板を置きました。

 “もし神のみ言葉に飢えているなら、ここで、毎日曜日、お腹が痛くなるほど、満腹できます。”


         難聴


  非常に裕福な、ある年老いた牧師の話です。 難聴を克服する為に、彼は電気補聴器を買いました。 彼の人生と日常生活はこれで改善されました。 2週間経って、彼は器械を買った店に立ち寄ろうと決めました。 それは店員に、新しく聞き取りの出来る事に、どれほど自分が満足しているか言う為でした。 なぜなら、自分の部屋に居て、他の場所で話されている妻や子供の会話を聞く事が出来るからと彼は言いました。 それで店員は彼に言いました。

 「奥様やお子さん方は、あなたが良く聞けるようになられたのを知って、ご満足でしょうね」

  「ああ、私はまだ言っていませんよ。 今のところ、私は聞くのに、皆の近くへ行って聞くようにしています。 どうしてだか分かりますか? 私はもう2回も遺言状を書き換えたのですよ。」


         日曜学校  

  日曜学校で女の先生が、生徒たちの知識についてテストをしました。

 「誰か、永遠とはどういうことかいえますか?」

  小さい女の子が答えました。

 「それはお母さんが一万回、同じ事を繰り返す時です」


            感謝

  教会から帰る、とても敬虔な一人の人が昼寝をしようと田舎のほうへ行きました。 彼が野原で眠っている時一羽の鳩が飛んできて、彼の綺麗な背広に糞の塊を落としました。 目覚めた時、この良いキリスト者はしみを見つけて、直ぐに、深い霊的な感動のうちに、神に向かって言いました。

 「主よ、有難うございます」

 「なぜ私に感謝するのかね?」

 敬虔なキリスト者は答えました。

「我が神よ、あなたが 牛に翼を与えなかった事を感謝します。」

                

              体験

  ラビ、神父、牧師がつり遊びをしようとボートにのっていました。  突然、牧師が他の人達に言いました。

 「私はボートから降りて、あの川岸に座ろうと思うんですが・・・」

  彼はボートから降りて、水の上を歩き、川岸に座りました。  何分かたって、神父がラビに言いました。

 「私も彼と一緒になろうと思うんですが・・・」

  彼は牧師と同じ事をして、川岸の彼の傍に座りました。  ラビは独り言を言いました。

 「皆がそうするのなら、いいさ、私の同じようにしよう!」

  彼はボートから飛び降りました。 が、水の中に真っ直ぐに落ち,沈みました。 牧師は神父のほうを向いて言いました。

 「足を乗せる石がどこにあるか、彼に言うべきだったと思いませんか?」


             話している人は・・・・・

  自分の部屋で跪いて、司教は神の前に、心から祈っていました。 暫く経って彼は神に不平を言いました。

  「どうして、2人でこうしている時に、話すのは私だけなのですか?」

  神は彼に答えられました。

 「多分、私達は2人だけれど、聞くのは私だけじゃないかね・・・」


                慎重  

 一人の老人の臨終の時でした。 神父が塗油の秘蹟のために来ました。 神父は老人に忠告しました。

 「死ぬ前に、私達の主イエス・キリストに信仰を宣言して、悪魔を退けましょう。」

  老人は信仰を宣言しましたが、悪魔を退けるのを拒否しました。 神父は彼に尋ねました。

 「どうして悪魔を退けないのですか?」

  そこで老人はかすれ声で答えました。

 「死んでから私は何処へ行くのか分かりませんから、誰の気も悪くしたくないんです。
 神を信じると宣言しますが、あらかじめ用心して、悪魔も退けないでおきます。」
              

              日曜学校の教え

  小さい男の子が日曜学校に来ました。 神がアダムの脇腹の一部分で、妻エヴァをどんな風に作られたかを学びました。
彼は大急ぎで家に帰って、青ざめた顔で、辛そうでした。 お母さんは彼を見て、心配して訊ねました。

 「調子がわるいの? ポ−ル?」

  彼は答えました。

 「ええ、あまり良くないんです。 脇腹が痛いの。
 僕はもうちょっとしたら、多分、妻をもらうんだと思うの。」


            聖書的引用

  砂漠で飢え死にしそうな3人の神父は3人に1つの茹で卵しかありませんでした。
 自分達の状況について、一番適切な聖書の引用句を見つけた人に卵を与えようと決めました。

第一番目の神父は卵の殻をはずしながら言いました。

 「古い人を脱ぎ捨てねばならない!」

第二番目の神父は一つまみの塩を振りかけながら言いました。

「 あなたは地の塩でありなさい!

第三番目の神父が卵を飲み込みながら、幸せそうに言いました。

 「あなたの主の喜びに入りなさい!」

             
            ノアの箱舟

     2007年のある時、海からあまり離れていない所に住んでいたノアを 神が訪れて、こう言われた。

「またまた、地上は我慢ならない様子になった! 人が多すぎるし、何とかしなければならない!

箱船を一隻造り、善い人達と一緒に、生き物を一組ずつ集めよう。4040夜雨を降らせる前に、

6ヶ月の猶予をあげよう。」

6ヶ月たってから神は下界を眺め、ノアが中庭を掃いているのをご覧になった。 しかし、箱船はなかった。

「ノアよ、― 神は怒って言われた。― もうすぐ、雨を降らせようと思っている。 一体、箱船はどこだ?」

「申し訳ありません、神様。― ノアは哀願した。― 時代は変わりました。箱船を造るのに、まず、建造許可が要ります。 私は火災警報器のシステムについて、検査官と何回も口論をしなければなりませんでした。

その間に、近所の人達は集会を開きました。 そのわけは、私が中庭で箱船を造るのは、土地の配分規則に違反しているし、景観を損なうからと言うのです。

それで、承認を受けるために、調停員のところへ行かなければなりませんでした。 その上、箱船を海まで運ぶ許可をもらうのに、それに必要な工事費用の見積書を 都市計画庁に提出しました。 私は、海のほうが箱船にやってくるから大丈夫といくら言っても、無駄でした。 彼らは私の言うことを信じようとはしません。

 必要なだけの材木を手に入れるにも、また問題があります。 環境保存保護協会が木を切るのに邪魔をしてきました。 動物の生息環境のいくつかを破壊して、危険に陥れるかもしれないと言う口実を言い立てて、お互いに結束しています。 私は、箱船の建造に使うこれらの木は全部、反対に、生物たち救う ためだと、説明しようとしましたが、どうにもなりませんでした。

それに色々の異なった種類の生物を一組ずつ集めようとしましたら、動物愛護協会やWWF(世界自然基金協会)が、私が野生動物を、彼らの状況から考えて、あまりにも狭い所へ閉じ込めようとしていると言い立てて、責任を負わせようとしました。 こんな風に、私が生物を虐待するというのです。

さらに、長期開発政府機関が、あの有名な洪水の環境への影響について、研究を開始しようとしています。 同時に私は、箱船建造のボランティアの労働者の雇用について、行政と交渉しなくてはなりません。私はボランティアを雇いました。 というのは、労働組合が息子たちの使用を禁止したからです。 箱船の建造には高い技術のある労働者にしか呼び掛けてはいけないし、組合員にしなければと・・・いっています。

このような手筈を整えるのに、私が不法な方法で国から出るのではないかと、税務署が私の全財産を差し押さえました。 税関もそれに呼応して、私を国境を越えようとしている危険人物として付け加えました。
こう言う訳ですから、神様、お許しください。 この箱船の建造には10年かかっても、まだ分からないと思っております」

すると、突然、雲が散るや否や、素晴しい虹が空にかかった。ノアは頭を上げて言った。

「世界を滅ぼされませんよ、ね?」


「心配いらないよ。 ― と神は言われた。 ―破壊を引き起こすのは 行政だよ!」


              

          

                                  よい質問

お母さんラクダが息子とおしゃべりをしている時、赤ちゃんラクダがお母さんに尋ねた。

「ママ、どうして僕は片足に3本ずつ指があるの?」

お母さんは答えた。 

「あのね、坊や。 砂漠を横切る時にね、この指のおかげで、砂の中に足を突っ込まないで、歩けるのよ。」


すこし経ってから、小さいラクダはお母さんに尋ねた。

「ママ、どうして僕の瞼はおおきいの?」

「あのね、坊や。 砂漠を旅する時にね、この瞼のおかげで、砂が目に入らないのよ。」

「ああ、オーケイ、ありがとう、ママ。」 小さいラクダは答えた。 

ちょっと経ってから、息子ラクダはお母さんの方を振り返って、尋ねた。


「ママ、どうして僕は背中に大きなこぶがあるの?」

こんな質問に少々いらいらしながらも、お母さんはとに角、息子に答えた。

「あのね、坊や、水を溜めておくためよ。 だから、砂漠を横切る時にね、お陰で、長い間、飲み物なしで、過ごせるのよ。」

「すごいんだね、ママ。砂の中に突っ込まないように3本の指があるし、砂が目に入らないように大きな瞼があるし、水を蓄える為に背中にこぶがあるんだよね! だけど、ママ・・・」

「はい、なーに、坊や?」

「じゃ、なぜ僕たちは 動物園にいるのる?」

                          

                           結婚式

ママ どうして花嫁さんの服は白いの?」

「それはね、 白い色は喜びの色なのよ。 花嫁さんは嬉しいのよ」

「じゃあ、どうして花婿さんは黒い燕尾服を着ているの?」

「・・・・・」
改心


前     後

モーセ、イエス、と老人のゴルファー(モーセについては出エジプト記14章参照)

   
モーセとイエスと小柄なひげの老人がゴルフをしていた。 モーセは自分のクラブを振り上げて、優美なスイングでボールを飛ばした。 ボールは空中を、素晴しい放物線を描いて、どんどん上っていき、まっすぐに落ちた・・・・・・池の中へ!  モーセは取り乱した様子もなく、クラブを上げ、水の上に伸ばすと、水は開いて道が出来た。 彼は新たな一打ちをしようと、ボールは その道を通して 目的に向かってまっすぐに進んだ。

   今度はイエスの番である。 自分のクラブを取って、同じように、完全な放物線を描いて、ボールは池の中の、睡蓮の葉の上に落ちた。 いらだつことなく、イエスは、ボールのところまで、水の上を歩いた。 そして次の一打ちをした。 ボールは 目的に向かってホールのちかくにちとまった。。

  小柄の老人は、自分のクラブを取り、今までに一度もゴルフをしたことのない人のような、ひどい身振りで、ボールを木の上に飛ばした。 ボールは、近くに通り過ぎたあるトラックの上で跳ね返って、あらためて木の幹を強く打って、となりの家の屋根まで飛んできた。 そこから屋根から落ち、樋の中に転がり込み、配水管を下って、下水のなかに落ちた。 そこから、ボールは水路に引き入れられて、同じ池の中に飛んだ。

  しかし、池に落ちるや、ボールは石の上に跳ね返り、結局、土手に落ちて、岸にとまった。 一匹の大きな蛙が岸の下にい手、ボールを飲み込んだ。 突然、空から一羽のハイタカ」が蛙に襲い掛かり、蛙を捕まえた。 ハイタカはゴルフ場の上空を飛び、蛙はめまいがして、とうとうボールを吐き出した。 それは丁度ホールの上だった!

  そこで、モーセはイエスの方を振り向いて、言った。 「ね!だから言ったでしょう、あなたの父上、神様とゲームをするのは、いやなんですよ。」
        


神に不可能な事がない

  ある人がカリフォルニヤの海岸を歩いていて、神に出会った。 彼があまりにも疑い深いので、神は奇蹟を示そうと思われた。 「錯覚じゃあないことを君に証明するには、私はどんな奇蹟をすればいいのかね?」

    その人は暫く考えてから言った。 「私は飛行機の旅が怖いので、ハワイまで高速道路を作ってくださったらうれしいのですが・・・」 神はそれは出来ない事だよ、と答えられた。 大洋は非常に深いし、カリフォルニヤからハワイまでの距離はとても長いから、技術的に不可能だと・・・

    神はその人に他の提案をするように言われた。 その人は暫く考えてから熱心に言った。 「私は女の人の神秘について知りたいのですが・・・」 そこで神は非常に困った顔では答えられた。 「君は海の上に高速道路を2車線にするの、4車線にするの。どちでもいいよ。 その方がよっぽど易しい」と。


宣教師とライオン 

   一人の宣教師がアフリカへ宣教に出かけた。 福音をもたらすようにと、選ばれた村へ行くために、ジャングルを横切っていって、なにかにつけられていると感じた。 一匹のライオンが獲物を探していた。 パニックに陥って、宣教師はこの猛烈な食欲の野獣から逃れようと試みて、走り始めた。

 
 しかし、彼はもうこれ以上逃げるのは無益だと悟った。 その時、ライオンは丁度彼の後ろにいて、急いで彼を捕まえようとしていた。

 
 そこで、宣教師はひざまずいて、熱心に、神に祈った。
 「神様、 このライオンにキリスト教的な考えを吹き込んでください。」

すると、その時、彼を貪り食おうとしていたライオンは、ぴたりと止まって、跪き、両足をきちんと合わせて、言った。
「神様、 私がいただく食事を祝福してください」


                       


               神が人間を創られた時

  始めに、神はロバ創って、言われた。 「朝から夕方まで働きなさい。 干し草を食べ物とし、家畜となって一所懸命に疲れ果てるほどはたらき、50年生きるだろう」ロバは同意した。 「しかし、50年も生きるのは、私には長すぎます。30年にして下さい」と彼は反論した。神は「承知した」と言われた。

  続いて、神は犬を創って、言われた。 「お前は人間の家を守りなさい。 お前は人間の最良の友になるだろう。 お前は骨をかじって、25年生きるだろう」 犬は承諾した。 「しかし、25年も生きるのは、私には長すぎます。 私は10年で充分です」と彼は言った。 神は「承知した」と言われた。

  後で、神は猿を創って、言われた。 「お前は一本の枝から次の枝へと跳ぶだろう。 お前は皺の寄った、しかめっ面をして、20年生きるだろう」猿は 承諾した。 が、20年も生きるのは、自分には長すぎる。 10年で充分だと言った。 神は「承知した」と言われた。

  最後に、神は人間を創って、言われた。 「お前は地上でたった一つの理性的な生き物だ。 お前はすべての動物に名前をつけなさい。 お前は地を治めて、25年生きるだろう」。 人間は言った。

 「はい、主よ。 しかし、25年、生きるのは、私には少なすぎます。 ロバがお断りした30年と、犬がお断りした15年と、猿がお断りした10年を下さいませんか」。 神は人間の願いを承諾された。

  その時から、人間は、まず、人間の25年を生きる。 次いで、結婚して、30年間、ロバのように 疲れ果てるほど働く。 それから、育てた子供たちが大人になって、自分たちの家庭を作るために家を離れるまで、人間は15年間,家を守りながら、犬のように生きる。 年を重ねて疲れ果て、1つの家から、他の家へと、一人の子供のところから、他の子供のところへと訪ねていって 孫を喜ばすために しわくちゃな、ふざけた、しかめっ面をして、孫をあやしながら 猿のように残っている10年を生きるのだ。


                  
 
                                神様への電話

   神様に電話をする時には、いくつか通話上の基本的なルールがあります。

ルール1; 盲滅法にダイヤルしてはいけません。 正しい番号を選んで、確かめなさい。 正しい番号はイエス・キリストの番号です。

ルール2; 神様との会話は独り言ではありません。 聞くことを覚えてね!

ルール3; もし留守番電話なら、ダイヤルの番号が間違っています。
 神様はいつも電話の
ところにおられます。

ルール4; もし、話し中でしたら、神様と話したいと言うあなたの望みが誠実でないからです。

ルール5; 通話が切れるのは、あなたのほうから切ったからです。 修復するには、隣人や敵と和解する決心をし、小さい物事に忠実になり、あなたの罪を神様に赦していただくように、心の準備をして下さい。

ルール6; 緊急の時にだけ電話をすると言うような習慣は捨てましょう。 ただ単に、神様に「あなたを愛しています」と言う為にだけでも電話するのは、とてもよいことだと覚えてくださいね!

ルール7; ただ、決まった時に、割引料金だからといって電話をしないようにね・・・神様は決して御自分の仕事が煩わしいと考えられる事もないし、あなたが神様をうんざりさせることもありません。 暇な時間も、忙しい時間もなく、普通料金も割引料金もありません。 残念なことに、ある人達は、日曜日の朝にしか電話しようと考えません。 どんな時にも、どんな週にでも、沢山の短い通話は、日曜日の朝の長い、きりのない電話より、よほど値打ちがあるんですよ。

ルール8; 通話料は無料なんですよ・・・ 素晴しいじゃないですか?  フリーダイヤルなんです。

ルール9; あなたの留守番電話を絶えず調べて見るのを忘れないようにして下さい・・・というのは、イエスご自身があなたに電話して、メッセージを送るのに、度々あなたが電話を聞いていないことがあります。 ですから、あなたの留守番電話を定期的に確かめてください。 時々、時間を取って調べて、メッセージを聞いてないなんてことがない様にね!保障条件: 何よりも先ず、通話がうまくいかなければ、電話の使用の仕方を確かめて見て下さい。 この使用の仕方を「聖書」と呼びます。 あなたの電話は、終身保険付です。

 
  アフターサービスがついています。 故障の場合は、普通、「罪の告白」の恵みで直ぐに修復されます。 あなたが使われる電話は、電線でも、ケーブルでも、電磁波でも、衛星回路でもなく、細胞でもありません・・・ 世界中何処へでも、あなたの家のどの部屋にでも あらゆる場所へ自分で持っていけるポータブルです。 伝達の方法は「聖霊」と呼ばれています!

  アンケートによれば、電話利用者の
100が満足しています。


        無神論者と老婦人

   真冬のある日、教会の暖房が突然故障した。 主任司祭の頼みで、修理屋が暖房を修理しようと、教会に入って来た。 彼は、一人の老婦人が教会の片隅で、大きな十字架の前に、一人ぼっちで跪き、ロザリオを唱えているのを見た。 まったく、無神論者である修理屋は、この老婦人をからかってやろうと考えた。 教会の柱の後ろに隠れて、出来るだけ重々しい声で言い始めた。

「私はイエス・キリストだ。 辛抱しなさい。あなたの祈りは聞き届けられるだろう」

しかし、老婦人は平然と動かず、祈り続けていた。 修理屋はもっと強く話すことにした。

「あなたに話しているのは、私、イエス・キリスト、神の子だ。 もう少しの間、我慢しなさい。 あなたの祈りを聞き届けよう」

しかし、老婦人はちっとも動かずに、自分のロザリオを唱え続けた。 そこで、修理屋はもっと強く叫んだ。


「おい、こら! ここにいるのは、神の子、イエス・キリストだ。 ナザレのイエスだ。 私はあなたの祈りを聞き届けよう。 『イエスかノー』か言いなさい!」

そこで老婦人は真面目に十字架を見つめて、言い返して、叫んだ。

「やかましい! おだまり! 今、わたしが祈っているのはあなたに対してじゃあない。 話しているのもあなたに向かってじゃあない。 あなたのお母さんにですよ。 あっちへ行って下さい。」




             日曜日の献金

 カトリックの司祭、ギリシャ正教の司祭、、プロテスタントの牧師、ユダヤ教のラビが、一緒に集まって、主の礼拝を執り行うのに、誰が一番多くの献金をつかっているか、議論していた。

「私は ― と司祭は言った ― 集まった日曜日の募金を教区事務所に全部送ります。 礼拝の為に、教区が私に与えたいと思うものを、礼拝に遣います。」

「私は ― とギリシャ正教の司祭は言った ― 簡単なんですよ。 あなたと違って私は自由です。地面に一本の線を引きます。 そして、その延長線上に立ちます。 それから、献金でいただいたものを全部、空中に投げるんです。 ラインの右側に落ちるものは神のためで、左側に落ちるものは、私のためです。」

牧師は発言して言った。 「私のやり方はあなたのに少々似ています。 私は大きな輪と書いて、自分は真ん中に立ちます。 あなたのように、私も、献金で得たものを全部空中へ投げます。 輪の中に落ちたものは私のためで、輪の外に落ちたものは、主の礼拝の為につかいます。」

 ラビが発言して言った。 「あなたのなさり方はあまり良くありませんね! あなたに寛大さが足りません。 はっきり言って、私のやり方は、もっと正しくて、正直です。 私は全部空中に投げます。 神は取りたいと望まれるものを 全部自由に取られたらよいのです。 そして、神がとられなかったものは全部私がいただきます!」


            イエスの通知票

ナザレトの学校の生徒であるイエスは通知票を家に持って帰ってお母さんに渡した。 お母さんはそれを読んで、目をまるくした。 この悪い報告に驚いてショックを受け、言葉もなかった。 彼女はそれについて心で思い巡らした。 しかしもっと難しいことをしなければならなかった。 これをヨセフに見せなければならない。 ヨセフの読む番だ・・・

発行者;ナザレト学校

保護者;ヨセフとマリア

内 容;イエスの通知票


算数:完全にゼロ、計算も割算も出来ない。 パンと魚を増やすことを除いて、殆ど何もすることを知らない。 足し算の基礎を覚えておらず、彼の父と彼を合わせて1つだという。 1+1=1だという。 なんという非常識!

書き方:不必要な、邪魔なものは持つべきじゃあない」と失礼なことを言って、いつもランドセルを忘れる。 授業中は上の空で、「上にあるものを捜さなければ」と言う。 決して帳面と鉛筆を持ってこず、砂の上に指で書くことを好む。

宗教:聖書に書かれていることを理解していないようだ。 文や言葉の意味を度々変えてしまう。 ある種の傲慢さをもって、自分が律法と法則より上にあると断言する。 ある種の熱狂的信仰を持っている。 自分を「神の子」だと宣言し、もっと悪いことに、自分は「神」だと主張する。

地理:方向が全然分っていない。 1つの道しかないと主張し、その道は父のところへ導くと言う。 イスラエルの地図を描くように言った時、海のなかに山や木を描いた。

化学:要求した課題をしない。 背中を向けている間に、全部の試験管の水をぶどう酒に変え、小さい仲間たちをアルコール中毒にさせた。

体育:皆のように水泳を覚える代わりに、仲間たちを笑わせることしか考えない。 彼はプールの水の上を歩く。

言語表現:彼を理解するのが非常に難しい。 いつも質問で答える。 あまりにも度々たとえ話とか謎のような事柄でしゃべる。

規律:注意散漫に育てられている。 他の者のようにはしない。 持っているものを全部与え、だから学校の道具も全部なくなってしまう。 嘘をつく。例えば 恥ずかしげもなく、「休む場所もなければ、枕にする石もない」と言う。 更に彼のお父さんは決して休むことがなく、安息日も休まないと主張する。

性格:頑固で一徹、冬にイチジクを食べたがる。 いつも自分が正しいと言う。 自分が「真理である」と横柄に言う。 つくり話が好きで,偏執的。夢と幻想の中で生きている。 例えば、アブラハムが自分を知っていると考え、アブラハムより前に生まれたと思い込んでいる。 自分がソロモンよりもっと偉大であり、ヨナ預言者よりも有名であると確信している。

行動:彼はよく働く者や賢い者や従順で知恵のある者を避ける困った傾向がある。 劣等生と出会うのを好み、不服従な者や、札付きの落ちこぼれや不登校生を好む。 彼はこれらの者をクラスの仲間とする。 そして、「私の母、私の兄弟、姉妹とは誰か?」というような、馬鹿なことを言う。

予防方策:あなた方のご子息、イエスは、ほかの人に対して有害な影響を与えるので、潜在的危険者といえる。 「彼は地球を戦火と流血の場とするために、剣を持ってくる」と言うのを耳にして驚いたし、また「ベッドの下にともし火を置く」などと言うのにも驚いている。 ご子息はひょっとして放火狂ではないかと思う。 彼をマッチや鋭利な刃物からは遠ざけられるように忠告する。


ヨセフは頭をかいて、厳しくイエスを眺めながら、彼に言う。 「私は思うのだが、可愛いイエスよ。 こんな風に続けていると、お前は、二人の盗賊の間にはさまれて、十字架の上で一生を終わることになるよ。 今のところ、お前に厳しくしよう。 先ず手始めに、お前は復活の祭りの予定に、十字架の印(バッテン)をつけてはどうかね!」

責任者 誰でしょう?(創世記3章)

                神様の忠告 

 神は最初の女性をお創りになる時、アダムを眠らせてから、その脇骨を引き抜いてエヴァを創られました。 しかし、アダムを深い眠りに入れる前に、神は次のように忠告して言われました。 「アダム、しっかり眠りなさい! お前が静かに眠れる最後の夜だからね」

             アダムとエヴァ  夫婦喧嘩


  アダムは 夜遅く帰宅した。
広い楽園で 道に迷ってしまったのである。 エヴァはすごく怒って、どなり散らす。

 
― きっとあなたは他の女の人に会いに行っていたのでしょ!

アダムは答える。

― 馬鹿な事をいうな! この楽園では女の人なんて君一人しかいないんだよ。馬鹿な事をいうじゃない!

疲れたアダムは寝に行く。 少したって夜中に、胸がくすぐったくてアダムは目を覚ます。 そして胸をいじりまわしているのはエヴァだと分る。

― もう、いやになるよ! 一体君はまだ何をしているんだ?

そしてエヴァはアダムに答える。

― あなたのあばら骨が何本残っているか数えているのよ。 (創世記2章21節参照)

                            

                      カトリック婦人たちの会話

ある春の気持ちの良い午後、4人のカトリックの婦人がお茶と共にしていた。 あれやこれや話しているうちに、彼女たちのお気に入りの話題、つまり自分の息子を褒めちぎる話になった。

一番目の婦人が友達に話す。

「私の息子は司祭なんです。 彼が部屋に入ると、皆さん、『神父様』と呼び掛けられるんですのよ。」

二番目の婦人が体を乗り出してしゃべりだす。

「私の息子は司教なんです。 彼が部屋に入ると、皆さん、『猊下』呼び掛けるんですのよ。」

三番目の婦人が信心に凝り固まった調子で言い募る。

「私の息子は枢機卿です。 彼が部屋に入ると、皆さんうやうやしく『枢機卿猊下』と呼び掛けるんですのよ。」

四番目の婦人はその時まで黙ってお茶を楽しんで飲んでいた。 他の三人は彼女に話させようとして

「あなたのお子さんは・・・?」と訊ねる。

コップを置いて、彼女は話し始める。

「私の息子は 1m90cmで 90キロなんです。 日焼けしていて、筋肉質なので、何時も、オートクーチュールのスーツでとても見栄えしますのよ。 彼が部屋に入って、ご婦人方に きらきらとした目をむけると 皆さん「オ、マイ ゴッド」(お、神様−おや、まあ)とつぶやくばかりなんです。」


                子供の忠告

  教会で、一人の小さい子供が、当番の人が献金袋をまわすのを、始めて見ました。 献金袋が子供の座っている席に近づいてきた時、この子供は皆が聞き取れるほどの声で言いました。 「パパ、私の代わりに献金しなくてもいいよ。 5歳以下なんだから・・・」


                             寛大さ


 
  15,16歳の少年が教会で座席に座っていました。 献金袋が回ってきた時、少年は急いで、100円をポケットから取り出して、袋に入れました。 丁度その時、後ろにいた人が彼の肩をたたいて、1万円札を渡しました。 少年は、なんと寛大な人なのだろうと感心しながら、この1万円札を献金袋に入れて、次の人に回しました。 すると、後ろの人がもう一度、少年の肩をたたいて、ささやきました。 「君、今の1万円札は君のポケットから落ちたんだけど・・・」


                     良い知らせ と 悪い知らせ

  ある日曜日、牧師さんが信徒にお知らせをしました。 「今日は良い知らせと、悪い知らせがあります。 良い知らせを先ず申し上げましょう。 それは、かねて計画していた新しい建築に充分、お金があると言うことです。 さて、悪いお知らせは、そのお金はまだあなた方のポケットにあるということです。」


        駐車場所の問題


  ある牧師さんがとても急いでいました。 約束の時間がせまっていたのです。 しかしメーターのある駐車場が中々見つからなかったので、仕方なく、街の駐車禁止の場所に自分の車を止めました。 そしてワイパーの下に次のようなメモをはさみました。 「私は10分間この地区を回って、駐車場所をさがしました。 もし私がここに駐車しなければ、大切な約束を破る事になります。 私の罪をお許しください。」と。

  
彼がここに帰ってきたとき、自分のメモと一緒に警官の駐車違反召喚状を見つけました。 そこには「私は10年間この地区を回っています。 もし私があなたに、違反ティケットを渡さなければ、私は失業します。 私を誘惑に陥らせないでください。」と書いてありました。


                          スピード違反

  ある牧師さんがスピード違反で、交通取り締まり巡査に止められました。 警官はスピード違反ティケットを書こうとしていました。 牧師さんは彼に「キリストは憐れみのある人は幸い。 その人は憐れみを受けるだろう、と言いましたよ」と言いました。 すると警官はティケットを牧師さんにわたしながら、「行きなさい。 そして二度と罪を犯さないように、ともキリストは言いましたよ。」と答えました。


               暗闇がとっても怖い

  小さい男の子は暗闇がとっても怖いでした。 ある夜、お母さんが裏玄関の外においてある箒を取ってくるように頼みました。 少年はお母さんのほうを振り返って、「ママ、僕は外へ行きたくないよ。 だって、暗いんだもの」といいました。 お母さんは息子を力付けるように微笑んで、「あのね、暗闇を怖がらなくていいのよ」と言い、さらに「イエス様が外にいらっしゃるからね。イエス様はあなたに気をつけて、守ってくださるのよ」と説明しました。 少年はお母さんをしっかりと見つめて、「彼が外にいるって本当?」とききました。 「そうよ。 確かよ。 イエス様は何処にでもいて、いつでもあなたにイエス様が必要な時は、あなたを助けようと待ち構えていらっしゃるのよ。」とお母さんは答えました。

  少年はこの事を暫く考えてから,裏口へ行き、少しばかり、カタカタと音を立てて戸を開け、暗闇の出て行って、叫びました。 「イエス様 あなたは本当に外にいらっしゃいますか? じゃあ、お願いします。 私に箒をわたしてくれませんか?」


                 悪い兄弟

   二人の悪い兄弟がいたが、二人とも裕福で、自分たちのお金を人々の目に付かないやり方で隠していた。 彼らは同じ教会に出席しており、立派なキリスト者だと思われていた。
ところで、その教会の神父は兄弟たちのごまかしを見抜いただけでなく、見たことをはっきりと話す人だった。 そのうち、教会では人数が増え始めた。 それで新しい信徒館を建てるために、資金募集のキャンペーンが始まった。

   思いがけず、兄弟たちの一人が死んだ。 残された兄弟は、お葬式の前日に、神父に出会って、彼に、新しい建物の全額を支払い終わるのに充分なお金の小切手を手渡した。

  「一つだけ条件があります」と彼は言った。「葬式の時に、私の兄弟は聖人だったと言って下さいませんか?」神父は承諾して、小切手を入金した。

  翌日、葬式の際、神父はその通りしなかった。「亡くなられた方は 悪い人でした。」と言い、神父は続けた。 「彼は妻を欺き、家族をめちゃくちゃにしました。」そしてこのように暫く続けたので、遺族の兄弟は自分の席で明らかに苛立っていた。 最後に神父は兄弟を指さして

 「しかし、あなたに比べると、彼は聖人でした。」と話を結んだ。

                    

                         神の忠告

   神は最初の女性をお創りになる時、アダムを眠らせてから、その脇骨を引き抜いてエヴァを創られました。 しかし、アダムを深い眠りに入れる前に、神は次のように忠告して言われました。

 「アダム、しっかり眠りなさい! お前が静かに眠れる最後の夜だからね」


                         長すぎる説教

  説教の時、ある司祭は実に長い話をします。 信徒はなんて長いんだろうと思い始めます。 暫くして、司祭は神に呼びかけて言いました。 「おお、主よ、私はこれ以上、何を加えて申し上げましょうか?」 皆、一斉に声をそろえて言いました。 「アーメンと言ってください」

結論として: 
説教はミニスカートのようなものでなければなりません。
       他人の注意を引くには
十分な短さ,
       主題を理解するには丁度の長さであること・・・

               

                神学者の理

 ある神学者が教会に沿って歩いていました。 その教会では信徒のグループが神の賛美を歌っている所でした。 何をしているのかと思って、彼は中に入り、質問しました。

− イスラエルの民を救う為に紅海の水を二つに分けられた主を賛美しています。

  直ぐに、神学者は、起こった出来事の真相を説明しようと口を開きました。

 「そこはイグサの海であまり深くなかった事と、それからモーセが良い渡り道を良く知っていたからです。等など・・・」

会衆の熱意は完全に冷め、神学者は信徒たちに聖書を明らかに理解させた事で満足しながら、まさに教会の出口に向かっていました。 しかし、突然、彼は信徒たちがもっとはっきりと賛美するのを聞きました。 何故だろうと思って、神学者は戻って、もう一度、問いかけにました。

− 海の水が浅かったにもかかわらず、主が、ファラオンの兵士たちを、皆 溺れさせたから、賛美しています。


           司教様の質問

  司教様が初聖体の子供たちに質問しました。

第一番目の子供に「洗礼の秘蹟を定められた時、主は何と言われましたか?」と訊ねました。

     「父と子と聖霊の名によってあなたに洗礼を授ける」と彼は答えました。

「よろしい」と言って、第二番目の子供に「そして君は、御聖体に対して何と言うか知っていますか?」と訊ねました。

     「取って食べなさい。これは私の体、これは私の血です」と彼は答えました。
「完全です」と言って三番目の子供に「そして君は、主は結婚の秘蹟を定められて、何と言われましたか?」と訊ねました。

     「ウ―、ウ―、ア―、そうです。 神様,彼らを赦して下さい。彼らは何をしているか知らないからです。」と彼は答えました。


                               失われた上着

  ある人が自分の上着を何処へ忘れてきたか、全く思い出せませんでした。 彼は静かなところで、暫く考えようと教会へ入りました。 教会のベンチに座った時、聖堂の奥のほうの彼の左側仁座っている人が 自分のものと同じ上着を持っているのに、直ぐに気づきました。 「もしあれを盗れば、誰もそれに気づかないだろう」と・・・

   丁度その時、主任司祭が子供たちに、十戒についてのキリスト教要理を説明している所でした。彼は主任司祭が何を話すか聞こうと考えました。 子供たちが聖堂から出る時、彼は主任司祭に近づいて言いました。

  「神父様、あなたにお礼を申し上げます。 私はもうちょっとで罪を犯すところでした。 私は上着を失くしましたので、あそこにいる男性の上着を盗もうと真剣に思いました。 その時私は十戒の暗唱を聞きました。

  司祭が「あゝ、分りました。 盗んではならない、ですね・・?」と言うと、その人は答えました。

  「いいえ、いいえ、あなたが姦淫を犯してはならないと言われた時、私は何処へ上着を忘れたかを思い出しました。」


                             聖霊の働き

  ある司祭が結構難しい小教区へ転任になりました。 一年経ってから、司教がこの小教区を訪れ、小教区が非常に良い方向に変わっているのを確認して喜びました。 司教様は自分の満足を現すと同時に、司祭に謙遜さを守らせようと思って、司祭に言いました。

   「あなたを通してこの小教区をよくされた聖霊の働きは全く素晴しいですね!」

「その通りです、司教様」と司祭は答えました。 「しかしあなたは聖霊だけが世話をしていた時の小教区の状態をご覧になるべきでした!」


                  神はすべてを御覧になる    

 ある司祭が、街の若者が自分の庭の林檎を盗むのに気づきました。 そこで彼は林檎の木に掲示板を掛けて、大きな字で次のように書きました。 
              「主は全てをご覧になる!」

  翌日、新たに林檎が消えており、若者が掲示板の字の下に次の様に書いているのに気づきました。

       「主は全てをご覧になる、しかし、主は誰のことも告げ口したりなさらない!」


                            子供の質問

 ある日、キリスト教教理の勉強の時、子供たちが神父様に尋ねました。

   「主が復活なさった時、どうして、先ず女の人に現れて、それから使徒たちに現れたのですか?」

  司祭は直ぐに答えました。 「坊や、それは簡単なことだよ。 イエスは女の人がおしゃべりだと知っておられたからだよ。 福音を一番はやく広げるにはそれがいいからだよ」


                             これは 罪でしょうか?

 ある若い婦人が主任司祭に近づいて、訊ねました。

  「神父様。 この頃私は度々鏡で自分を眺めます。 そして自分を眺めれば眺めるほど、自分が美しいとおもいます。 これは罪でしょうか?」

  「いいえ、そんなことはありません。 唯単に間違えているだけですよ!」


   初代教会のライオンの討議    

一世紀の初め頃の、ローマの競技場での、ライオンたちの間での討議。

   ― 今日の食べ物のメニュ−はどんな風になっているのかね?

   ― あーあ、なんとも残念だ!またまたキリスト者だよ。

   ― いやだねー。 今のやり方は耐えられないよ。 前には、よく太ったローマ人、その上脂ぎっていて、アルコールが浸み込んでいて、昔ながらのバッカス祭できちんと準備されていて、味もよかったローマ人がもらえたのに・・・

  ―その上、我々をひどく怖がっていた・・・

    幸せだったよなあ・・・それに見物人もいて、すごく喜んだし・・・

  ―しかし、餌としてもらうキリスト者は、飲まないし、大饗宴もしないし、すごく断食しているし・・・

  ―それに痩せ過ぎているよ! 骨の上に皮があるだけじゃあないか!

  ― 我々の食べ物はバランスが取れてないよ。 その上彼らは全然怖がらないし、歌うんだ! 我々を馬鹿にしているみたいだ・・・

  ― 我々ライオンの生活は段々難しくなるよ。 早く引退したいね!  
                                 
                                   
どんな困難に出会っても

どんな難局に直面しても

トンネルの出口には

必ず光が見える。


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