6.完成



部の手直しをして完成へ
完成図

   
  あとは魚を付け足したり、細かい部分の修正を施したりして完成です。 ここでも擬似水彩ブラシは役に立ったりします。
ちなみに上の図での最終的なレイヤーは上から順に、 光、人物原画、人物塗り、背景原画、背景となっています。
イラスト完成までの手順における、CG講座ver.1との大きな違いを挙げると、

−原画はライトトレースボックスで描いたものをスキャンして使う
−フィルタ「Luminosity->Opacity」で簡単にレイヤー化
−マスクは人物全体の1つだけ
−擬似水彩ブラシの使用

こんなところでしょうか。全て楽するために改良されています(笑)。 実際作業時間は結構短縮されたのではないかと思います。

今回も説明したのはテクニックの部分で、 配色やタッチなんかは個人のセンスに任せるのが一番ではないかと思っています。 ただ、これを見て少しでもイラストを描くときの、 特にちょっと楽したいときの(^ ^)参考にしていただければ幸いです。
ちなみに、このイラストの完成版は イラストコーナーでご覧いただけます。
 
   




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