「矛盾」という言葉があります。
この語源となった『韓非子』の故事では、楚の国の武器商人が
「どんな矛でも防ぐことができる盾」 と 「どんな盾でも破ることができる矛」
とを売り文句にして商品を売っていたところ、
「ではその矛でその盾を突くとどうなるのか」
と聞かれて、返事に窮してしまいます。
さて、この矛盾の妥当な解釈は次のどれでしょうか?
1.無敵の矛と無敵の盾が同時に存在することはない。
2.無敵の矛が、無敵の盾を突き破る。
3.無敵の盾が、無敵の矛をはねかえす。
4.無敵の矛と無敵の盾が実際に戦うことはありえない。
5.単にこの商人の発言が矛盾している。
6.その他