A58
Q57と手順は結構似ています。
まず、10の袋にそれぞれ1から10まで番号をつけます。
そして1から5の袋について、袋1からは1枚、袋2からは2枚、
袋3からは4枚、袋4からは8枚、袋5からは16枚金貨を取り出します。
これら31枚の金貨を重量計に載せると、全て本物の金貨であれば
310gになるはずですね。
ところが例えば305gだったとすると、偽物の金貨が合計5枚
混じっていることになります。合計5枚になる袋の組み合わせは
袋1の1枚と袋3の4枚しかありえないので、この場合は袋1と袋3の
金貨が偽物、ということになります。
こうすれば、5つの袋のうち偽物金貨入りの袋がどれか、というのが
1回の計測で全て判別できます。
袋6から10も同様にすればよいので、合計2回で全ての袋について
偽物金貨入りの袋かどうかを調べることができることになります。
これは2進数を利用した調査法です。
ちなみに1回で10の袋全てを判別しようとしたら、袋10からは512枚の
金貨を取り出せなければいけません(^ ^)。