第67番札所 小松尾山 大興寺 ( こまつおざん だいこうじ ) への道 


( 写真01 ) 第66番雲辺寺の山門の前から
第67番 小松尾山 大興寺へ
向かいます。

大興寺 九,二km. の道しるべ
小松尾山 大興寺 へ向かう遍路道の横にも五百羅漢像が並んでいます。
( 写真02 )
( 写真03 ) 出発してすぐ尾根を下り始めます。

道標によるとへんろ道から100m.右へ入ったところに展望台があるようですが 天気が良くなかったので行ってみませんでした。
尾根道を下っていく途中、左へ分かれていく道がありました。
左の道を下るとロープウエイの山麓の駅へ行きますが今回はまっすぐ 小松尾山 大興寺 の方へ向かう右の道を下っていきます。
( 写真04 )
( 写真05 ) 山麓の舗装された道路まで下って来ました。

この写真は下ってきた道のほうを振り返って撮影しました。
山麓の道路に出てすぐの所に民宿の青い看板がありました。

今日はまだ時間があるので
小松尾山 大興寺 を目指して先へ進みます。
( 写真06 )
( 写真07 ) 目立つ所にある道しるべ。
縦書で次の様に書かれてるようだ。
右 こまつをじ
すぐ こんぴら道
左 くわんおんじ
遍路道とは別に金刀比羅宮へ向かう道があるらしいけど「すぐ」というのはどれぐらいの距離なんだろう。
遍路は66番札所から67番小松尾山 大興寺 へ向かうので、左くわんおんじという案内も 遍路のための案内ではないようだなぁ。
小松尾寺 と書かれている
道しるべもあります。

地元では大興寺というより、山号にちなむ「小松尾寺」という呼称が親しまれ、近傍一帯の集落を小松尾という らしい。
( 写真08 )
( 写真09 ) 小松尾山 大興寺 への道はほとんどが下り坂ですが 大興寺 が近くなった所で 少しだけ上り坂の道があります。
この上り坂までくれば後十分ぐらいで着きます。
第67番 小松尾山 大興寺 の境内が見える十字路へ来ました。
道しるべはこの十字路を右に曲がって仁王門へ向かうように指示しています。
( 写真10 )
( 写真11 ) この十字路をまっすぐ行った所にお堂が見えてお堂の傍に白衣の人がちらっと見える。
突きあたりまで行って見ると 大興寺 の裏手になるらしい。
看板が置かれていて仁王門から入って欲しいというようなことが書かれてました。

16時55分に到着したというような緊急の場合は.....んん?
十字路を右に曲がって66番雲辺寺から来た道のほうを振返ると道しるべがあって 右こんぴら道、左へんろ道と文字が刻まれています。
66番雲辺寺から来た人からいえば十字路から左に行くのはこんぴら道、 右に曲がればへんろ道なんですね。
こんぴら道はこの十字路からなのか,先ほどの「すぐこんぴら道」という道標からここまで 遍路道がこんぴら道も兼ねているのかは判らない。
( 写真12 )
( 写真51 ) この写真の左下の石が 右こんぴら道、左へんろ道 と刻まれた道しるべで,左側から撮影しました。
道しるべが指している こんぴら道 は写真の右上の奥に向かっている道です。
左から来てる道は 66番雲辺寺から来た道です。
十字路で右に曲がった後すぐ民宿の角で左に曲がり坂道を下って仁王門につきました。

仁王門の前を小川が流れていて橋を渡って仁王門をくぐります。
( 写真13 )
( 写真14 ) 仁王門をくぐり石段を上ります。
石段を上ると正面に本堂があり本堂の左に大師堂があります。
( 写真15 )
( 写真16 ) こちらは大師堂です。
大師堂の右上に本堂の屋根が写っています。
大師堂の左側から裏手のほうに見えているのは先ほど通ってきた十字路のようだなぁ。
本堂の右側にもうひとつ大師堂がありました。
現在の大興寺は真言宗の寺院であるが同じ境内で真言と天台の二宗が兼学したという珍しい来歴があり 天台宗第三祖智(ちぎ、538-597、中国の僧侶。天台宗の実質的な開祖であるが、慧文、慧思に次いで第三祖とされている ) を祀る天台大師堂があるのだそうです。
( 写真17 )




第68番札所 七宝山 神恵院 ( しっぽうざん じんねいん ) への道  

第69番札所 七宝山 観音寺 ( しっぽうざん かんおんじ ) への道  

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