近郊区間大回り旅行について |
(大回りが可能な根拠について)
JRの普通乗車券の運賃計算には、次のような特例が設けられています。「東京・大阪・福岡の近郊区間内(図参照)だけを通る乗車券の運賃は、実際の乗車経路に関わらず、最短経路で計算します。」 この特例を利用すると、最低運賃(120円〜140円)でかなりの距離の鉄道旅行を楽しむことができます。 平成11年6月1日から東京近郊区間が東京から100kmの範囲に拡大されました しかし、100kmを超える経路を旅行しても乗車券は発売当日限り有効になります。 実際に大回り旅行をされる時には、車内検札の際の説明用として、乗車プラン及び乗車経路を記した簡単な地図と併せて市販されている時刻表の上記の特例を記したページのコピーを持って行けばまず安心でしょう。 (大回り旅行におけるルールについて)
大回り旅行を行うためには次の条件を満たしていることが必要です。●経路の途中で一度通った駅を通ってはいけません。ただし、交差点に駅がない場合は可能です。 ●途中下車(改札を出る)をする事はできません。 (大阪近郊区間における大回り旅行の例)
乗車券購入区間塚口(福知山線)−塚本(東海道本線) 乗車券駅間距離・運賃 6.8km 190円 実際乗車経路・プラン →→(ここをクリック) |