Out of standard #26
日本競馬改造論

「日本をエンターテイメント化する会」会長のDSです。

意外と好評だったので、前回の続きで思ふ事をウダウダ書いてみようと思います。


エンターテイメント先進国がアメリカである事は疑いようの無い事実。
実際、野球にしろなんにしろ、エンターテイメントでアメリカが優れてる所は
『観客自身、楽しみ方が上手』
という点だとオイラは思う。
だから、何かあるとすぐアメリカの真似をする日本よ、それは違うのよ。って言いたい。
単に審判を4人にしたり、年間試合日程を増やせばメジャーリーグのように人気が上がるわけではない。


そんな流れで、今回提案するのは「競馬」。
とか言っても、オイラ競馬は知りません。
やった事ありませんし、知ってる馬の名前といえば「オグリキャップ」と「マチカネタンホイザ」くらい。

「そんな素人が競馬を語るな!」
と言われればそれまでですが、そんな素人が『面白そう!』と思える競馬になればこそ、
色んな人が興味を持ってますます競馬界が活性化すると思うので提案します。


と言う訳で

まず、騎手の方々。

あのピッチリユニフォームを撤廃。

で、着てもらう新しいユニフォームが

 甲冑(チタン製で重量は軽減)


続いて、馬。
カタカナ表記を廃止。全て漢字かひらがなに設定。

 「オグリキャップ」なら「小栗帽子」。

 もちろん馬にも鎧を装着(チタン製で重量は軽減)


そしてムチ。
あれはよく「動物虐待だ!」ってギャーギャー言われがちなので、馬をシバくのを禁止にします。
んで、騎手が手に持つのを

スポーツチャンバラの刀(スポンジ製)に。

レース中、近くのライバル騎手をシバけるようにします。
これでスリリング感アップ。


最後にレース名。
安田記念」とか「菊花賞」とかいう名称を撤廃。
替わりに、

 「安田の乱」とか「菊花の戦い」とする。



…これでどうでしょう?
日本色(戦国時代風味)をふんだんに散りばめ、かつエキサイティングな競馬が実現。


レース前にはファンファーレの替わりにほら貝太鼓が打ち鳴らされ、
スタートと同時に武が、的場が、騎手みんなが馬上でお互いをスポーツチャンバラの刀でシバきまくる

第一コーナーでは、鉄砲隊が待ち構える中、弾幕をかいくぐってクリアーする武。
速攻で討ち死にする的場。
第一コーナーから早くも観客席で馬券の紙ふぶきが舞う。

最終コーナー脇の茂みから襲ってくる足軽隊に馬上から攻撃を繰り出す武。

最後の直線の遥か先、ゴール前に陣取るのは武田信玄の扮装をした
競馬解説者・井崎修五郎だ。

そしてゴール手前、井崎修五郎に襲い掛かる武。

それを軍配で止める修五郎



…場内からは惜しみの無い喝采が得られる事だろう。




そんな競馬が毎回展開されてたら俺は欠かさず見るんだけどなぁ。




いや、何を言いたかったか、っていうと…
やっぱりギャンブル感が強いじゃない?競馬って。
だから、エンターテイメント色をもっと強めて万人に好かれる構成は必要じゃない?
何たって、唯一の公営ギャンブルなんだからサ。