Out of standard #34
試験必勝対策〜龍通バージョン

高校試験にしろ、大学受験にしろ、大事なのは過程であり結果であるんですが、
意外と聞かれるのが「本番で実力を発揮しきれなかった」という話。
いわゆる『本番に弱い』ってヤツですね。
プロの世界とかでは
 「本番で実力が発揮できないこと自体が、実力がない証拠。」
なんて厳しいことを言われるそうですが、
本番の雰囲気にのまれる事は良くある事だと思います。
受験生はプロじゃないんですからね。…ごくマレに「受験生のプロ」みたいなヤツはいますが。

せっかく受験勉強を頑張ってきて
本番で緊張しきって思うように実力が発揮できないほど悔しい事もないでしょう。
実際、試験会場へ行くと受験生みんな自分より頭がいい様に見えますからね。

それを打開するにはどうすればいいか?

高校や大学入試は、合格者を判断する試験ではなく、
不合格者を判断する試験だという事を頭に入れておきましょう。
自動車免許の試験のように、基準を超えていれば全員合格、という試験とは違います。
落とす為にしか作られてません。だから、分からない問題があって当然です。
そういう問題を作ってわけですからね。

…という事で、受験生はみんなライバル。
言わば敵でございます。

試験会場の隣りに座ってるお兄ちゃんが落ちて涙をのんでくれれば、
その分、一人合格者のイスが増えるって寸法です。ゲヘヘ。
だったら話は簡単。
試験会場の雰囲気にのまれて実力を発揮できなくならないように、周りをのみこんでしまえばいいのです。


これから下の内容は、以前受験生の友達に送ったメールの内容を編集したものです。
「これらの方法を実践した」という報告は受けてませんが、
彼女はしっかり合格をもぎ取ってます。彼女に続こう!


  【ミッション1 キャンギャル大作戦】

試験場へ水着で登場、半径10メートル以内の男子受験生の意識をかく乱。(バドワイザーのやつならベスト。)
試験の合間の休憩時間に、オプションで連れて来たカメラ小僧相手におもむろに撮影会を始めれば、
周りの受験生達は動揺を隠せない事でしょう。いや、むしろ参加する者まで出てくるかもしれません。

「ネクストラウンド [国語試験]」

と書かれたプラカードを掲げて歩き回る【ラウンドガール作戦】にも応用可能。
ただしこの場合、かえってライバルたちの闘争心に火がつく可能性もありますのでお勧めは出来ません。

貴方が男性なら、ブーメランパンツで対応。
違う意味で周りのライバルたちをかく乱できる事でしょう。


  【ミッション2 カレー大作戦】

日本人が大好きなカレー。
かばんの中にそのままこっそり忍ばせておきましょう。
半径15メートル以内の日本人は、食欲を刺激されて受験どころじゃないはず!
ただし、鞄は二度と使えなくなりますが。


  【ミッション3 赤塚先生ありがとう大作戦】

試験開始前に大きな声で

「おそ松、カラ松、いち松、トド松、じゅうし松… あぁーっ!もう一人誰やったっけなぁ!」

と叫びましょう。
思い出せなかった周りのライバルは気になって試験どころじゃないはず!
たまにいる、
 「自分が分かったからってスグ答えを周りに話したがる」
お節介野郎がいた場合、せっかくの作戦を台無しにされる危険性もあるので、そういう場合は

「キン肉マン、フェニックス、ゼブラ、ソルジャー、ビッグボディ…
 あぁーっ!もう一人の『筋肉マン王座決定戦』参加者誰やったっけなぁ!」
と叫ぶ【ゆでたまご先生ありがとう作戦】に切り替えましょう。

*ちなみに答えは「チョロ松」と「マリポーサ」。


  【ミッション4 パブロフの犬大作戦
(関西限定)

関西人はツッコミたがり。
そこで、試験中、小さな声で

 「アツはナツいなぁ…。」

とつぶやこう!
周囲の人間は
 「…それを言うなら『ナツはアツい』やっ…!」
と突っ込みたくてウズウズするはずだ!ライバルに差をつけろ!

*上記作戦を実践して問題が起きたとしても、当方は知ったこっちゃありません。ご自分の責任の範囲で。


とまぁ、くだらない事をウダウダ書いてしまい、
本当に受験生がこれを最後まで読んだら、それこそ妨害行為そのものでは?
と危惧する声もありますが、受験生にも息抜きは大事。
「フ…」と鼻で笑ってくれれば企画は成功そのもの。
頑張って希望を叶えて下さい!