Out of standard #37
ベイスターズ改造論

【龍通】がまだ「Dragonsleeper.com」と名乗っていた開設当初から
「DS2.com」として第一次リニューアルするまでの間にかけて、
メインコンテンツとして存在していたベイスターズコンテンツ、
「What’s Up Machinegun?」
を、更新が大変だから一身上の都合から削除して以来、かなり年月が経とうとしておりますが…

一体どーしたベイスターズ。

一時期は、セ・リーグの借金を全て背負い込む
「無抵抗主義・ガンジーイズム」
まで披露する有り様。最下位独走。
「勝って当たり前」なチームよりも応援しがいがあるから好きなんだけど、さすがに負けすぎだ。


おかしい。


今シーズンは常勝・西武の黄金時代を築き上げた
森&黒江タッグ
を招聘して万全の体制を敷いたはずじゃなかったのか?
確かに佐々木が抜け、谷繁が抜け、続々と優勝時メンバーがいなくなったのは
戦力的に痛いけども、こんな散々な結果になろうとは予想だにしていなかったぞ。
…そもそもローズがいなくなったあたりからイヤァ〜な予感はしていたけども。

意識改革か。
やっぱそこか。

 「森野球が浸透していない。」

とか

 「日本一になってしまって燃え尽きた感がある」

等、指摘されるのは技術面よりもメンタル面ばかりだし。やっぱり意識の問題なのか。

じゃあ俺の出番か。改造論いってみるか。


W杯。
すごく盛り上がってる。
これいただき。


ベイスターズの今後を担う天才バッター、鈴木尚典。

 彼をソフト・モヒカンのベッカム・ヘアーに

ヘルメット被ると髪型が分からなくなるのでノーヘルで。
当然、頭部への危険球はヘディングで対応。
相手チームのホームラン性の打球にはオフサイドトラップで対応。


何だかんだ言ってもベイスターズのエース、三浦大輔。

 思い切って彼をジダン・ヘアーに

一時期、
「リーゼントが乱れると同時に投球も乱れる。」
なんて揶揄されていたほど髪型に気を遣っている(らしい)彼の事ですから、
いっそのことツルっといってしまえばフっ切れて投球に集中してくれるのでは?
もちろん、ホームランを打たれたときは地団駄を踏み、日清のCMにも出演。


最終的にはこの人次第であろう、監督・森マサアキ。

 彼の性格をフーリガンっぽく

結局の所、男ってもんは「熱さ」に感化されるもんです。
森監督みたく、いつでもドーンと構え、ブスーっとしてても、最近の若者は付いていきません。
感情はもっと熱く!もっと激しく!もっと野蛮に!

だから甲子園での試合に勝った晩は当然、大阪の戎橋からダイブ。

自分の抗議が審判に聞き入れてもらえない時は、黒江HCと共に

 グラウンドへ乱入したり
 ホッシー人形を相手ベンチに投げ込んだり
 「ピッチャー交代の時に使うカート」をひっくり返したり

と、手が付けられない大暴れっぷりで存在感を猛アピール。

そして審判の「退場!」の声と共に現れる

 完全武装の機動隊と放水車。

放水で吹っ飛ばされる黒江HC。
機動隊に潰される森監督。
BGMは中島みゆきの「時代」で。
歴史に残る退場劇。


そしてローズ以来パッとしない外国人助っ人。
シーズン途中ではあるけども、助っ人外国人選手二人が緊急来日。




一人目が





カーン。カーン
 こいつ。



「守護神」繋がりでストッパーとして起用。
三振は取れないが、ピッチャーライナーをことごとく捕球して「鉄壁」と呼ばれる事に。

二人目の助っ人、
カメルーンのバッターはシーズン終了ギリギリに来日するという遅刻をしでかし即解雇。


そんなベイスターズ戦の試合中継は、川平慈英が激しく、過剰反応で実況。

 ヒット打っても
 「んゴォォォ〜〜〜ルルル!!」


 三振奪っても
 「んゴォォォ〜〜〜ルルル!!」


 ポール際のきわどい判定には
 「今のがファール?!」
(そのまんま。)

 九回裏一打逆転のチャンスには
 「ロスタイムは2分あるぞベイスターズイレブン!」

と熱く絡みつくような口調で実況。最高。




…多分、『20連敗』くらいするかも知れないけど、
こんなベイスターズなら俺は一生付いて行く。