水琴窟工房 長棟造園

水琴窟とは 親方の独り言 長棟式水琴窟 商品一覧 お問合せ
水琴音試聴 親方紹介 ギャラリー 寺社仏閣 購入について
ホームページがリニューアルしました
新しいホームページはこちら
水琴窟の音色
水琴窟工房 長 棟 造 園  

このページのトップへ

http://nagamune-zouen.boo.jp/
NHKで放映されました

水琴の音色をお確かめ下さい

六古窯で作られた陶器の甕をうつ伏せて甕底の中央に穴を開け、甕の下に水が溜まるようにしています。その水面に柄杓(ひしゃく)で掛けられた水が甕の穴部から滴り、大きな水滴となって水面に落ち水音が甕中で共鳴しながら琴に似た美しい音色を発生し、その音が人の心を和ませる癒しの水音として珍重されてきました。
長棟造園
水琴窟の音は「水琴音」と呼ばれ、流水音と水滴音の二つの音に分類でき、手を洗うと流れた水が小石や甕の縁を伝って賑やかに流水音となり、そして穴から水滴となって甕底に溜まった水面に落ちる水滴音とが重なり合い、やがて水滴音が静かに響きます。
甕の大きさ、水の深さなどの絶妙なバランスで、水滴音は一つとして同じ音はなく、その余韻もまた違います。この水滴音と水滴音の間の余韻も重要とされています。
水琴窟の発祥

水琴窟は江戸時代初期の著名な茶人で作庭家である小堀遠州が18歳の時、茶の師匠である武士・古田織部を茶会に招き、茶席入りする前に手洗いや口をすすぐお湯の排水場である蹲踞(つくばい)前部の海となる底部から琴の音色に似た小さなきれいな音を聞かせ、驚かせたという逸話があります。それが水琴窟の始まりと言われています。
その後、庭師たちが音質を追求して技を競い、文化人にその風流を愛されてきました。
水琴窟は蹲踞前部の海の底に小さな穴を開けた甕(かめ)を伏せて埋める構造と、手を洗ったお湯が穴から水滴となって甕底に溜まった水面に落ち、甕中で共鳴するその音色が琴に似ていることから「水琴窟」と呼ばれるようになりました。

水琴窟とは