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![](merm03.jpg) |
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原画を描く準備 |
さて、葉山の場合、スキャンした絵を原画に使うわけではありません。
原画はPhotoShopで下絵を元に描きます。
というわけでその準備をします。
まずこのままでは絵が大きすぎて作業が大変なので(笑)、
解像度を多少落とします。メニューからイメージ→解像度を選んで、
大体幅1500pixel程度にしました。
次にグレースケールをRGBモードにします。
メニューからイメージ→モード→RGBカラーを選びます。
下絵はそのままだと黒くて原画と判別しづらいので、色を変えましょう。
新しいレイヤーを 「オーバーレイ」 モードで作成します。
作成したレイヤーを原画と判別しやすい色(緑や青がおすすめ)で
塗り潰すと、下絵の色が変わりましたね。
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ブラシの設定 |
新しいレイヤー(「原画」と名付けました)を用意します。
ここに原画を描くわけですが、使用するブラシの設定は
右の図のような感じですね。
筆圧感知入力の不透明度にはチェックを入れていません。
あとブラシの大きさは描く部分によって変えることもあります。
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![](merm04.gif) |
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やっと原画を描く |
このブラシでさっそく描いていくことにします。ブラシの色は
黒に近い灰色でしょうか。
葉山は長い線を描こうとするとグニャグニャになるので(笑)、
短いストロークの線を重ねる感じで描きます。
大変そうですが、慣れると結構早く描けるようになります。
左の図の一番上が原画を描く前、真ん中が描いてるところです。
下絵は汚い(笑)ので、原画となる線はよく選んで描きます。
途中で原画の出来具合を確認したければ、背景レイヤーを見えない
状態にすれば、左の図の一番下のように下絵が消えます。
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原画完成 |
こうして原画が完成しました。魚にも主線を入れています。
なお、この下絵は背景を塗る際にも使うので、
レイヤー→レイヤーを複製で「背景のコピー」レイヤーを
作り、乗算モードにしておきます。
背景のコピーが出来たら、背景は編集→塗りつぶしで
白に塗り潰してしまいます。下絵の色を変えるためのレイヤーは
もう削除してもかまいません。
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![](merm08.jpg) |
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