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陰影をつける |
あとは陰影をつけていきます。
注意するのは光源の方向ですね。どちらから光が当たっているかを
考えながら、光が当たっている部分は明るく、影になっている
部分は暗く塗ります(当たり前ですが(笑))。
今回の光源は大体左上の方向ですね。
塗っているものの材質(肌、布、金属など)によって陰影のつけ方は変化するので
気をつけましょう。
陰影をつけるだけでなく、細かい色づけも一緒にします。
実際のところこのあたりは順番が非常に曖昧です。
Painterは色を重ねるとそれなりの味が出るので、試行錯誤して
色塗りをするのもいいと思います。
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後はひたすら塗り / 乾燥について |
この調子で各マスクを切り替えながら塗っていきます。
ところで、水彩だけはキャンバス→乾燥で乾燥させるという作業があります。
乾燥というのはキャンバス上で絵の具が乾燥した状態になると考えてください。
乾燥させた色の上に新たに水彩で色を塗っても、色は混ざらず、乗算レイヤーを
かけたような状態になります。
だから、納得いく色塗りが出来るまで乾燥はさせないほうが良いでしょう。
色塗りの途中で絵を保存したいとき、PSD形式のまま保存しようとすると
乾燥させなければいけなくなるので、RIFF形式で保存しましょう。
ただ、このRIFF形式には個人的に嫌な思い出があって、保存時にエラーが出て
今までの苦労がパーになった経験が何度かあります(ちなみに当時のメモリは384MB)。
どうやらメモリをかなり食う保存形式のようなので、十分気をつけるべきだと思います。
それ以来、Painterで作業するときは2つのファイルに交互に保存する
習慣がつきました。
あと、Winampで音楽を聴きながらなんてもってのほかです(笑)。
一番いいのは、部分ごとに細部まで仕上げて乾燥してPSDファイルで保存、
というのを繰り返すことのような気がしますけどね。
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